除霊の仙台天光

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沖縄県内で除霊・浄霊 承ります

沖縄県での除霊,浄霊ご相談下さい除霊とは、基本的には相談者様の周囲に存在する霊体をその場所から引き離す行為を指します。

当方で除霊と表現する際は霊体だけでなく、物や場所に宿った「念」を取り除くことも含めます。

相談者様の中には「とにかく除霊をしてほしい」というお話がございますが、ただやみくもに表に現れている霊体だけを引き離す行為は対象霊による後からの復讐や背後に存在する表に現れていない神仏問題を更に悪化させる可能性が高いため、必ず霊視鑑定を受けていただいてからの施術を行っております。

当方では基本的に霊体に対しては浄霊を行っており、除霊が有効と判断された場合にのみ除霊を施術しております。

また、生霊については除霊を行いますが、根本原因として飛ばしている相手は生存しており、再度、念を飛ばす可能性が高いため、除霊と併用して相手の念を鎮める縁切り術等の特殊技法を用いて根本的な解決を図っております。

次に浄霊について説明をさせていただきます。

浄霊は除霊と異なり、対象となる霊体をしかるべき場所まで導く行為をいいます。一般的な言葉を使用すると霊体を成仏させるという事となります。

浄霊を行える霊能者は霊体を霊界まで導く能力が必要となり、高度な技術が必要となります。もしくは霊界へと導く事のできる神の支援が受けられる能力者のみとなります。

当方では浄霊を行う際は相手(霊体)の状況を整えてから、念を取り除き、納得させた上で浄霊を行っております。あまりに状態が悪い際は場合によっては神力を用いて強制的に浄霊を行うこともあります。

除霊と異なり、浄霊は霊体そのもの、残存した念は現世に残りませんので、逆襲などのケースはありません。

除霊・浄霊・祈祷前には、対象となっている神仏からの最後の抵抗を受ける可能性があります。

急な体調悪化や環境変化、場合によっては渋滞などの交通妨害まで引き起こされたりもします。特に憑依のご相談での浄霊などの場合は憑依されている霊体が嘘をついたり、大暴れしたりして当方へ来る事を必死に阻止しようとしてくる事があります。

相談者様だけでなく、ご家族などのご協力が必要なケースもあり、皆が心を強く持たれる事が肝要となります。

除霊・浄霊・祈祷後の変化に個人差はあり、怪奇現象などはすぐに現象自体が消失するのでわかりやすいケースとなります。

憑依の場合は浄霊を行った後も魂の中に残像の様なものが残る方もいらっしゃいますので、当方の指示に従い慌てずに体質改善を進めていくことが肝要となります。2-3年をかけて特殊技法により憑依体質自体を確実に改善致します。

霊感体質の場合も同じで、施術後にすぐに見えなくなる・聞こえなくなる・感じなくなるという事は稀で、通常は1-2年かけて特殊技法を用いて霊感自体を落としていきます。

沖縄県でのお祓い(おはらい)

沖縄県は、独特の文化と歴史を持つ魅力的な地域です。そんな沖縄県には、古くから人々の信仰を集めてきた神社仏閣が数多く存在します。これらの神社仏閣では、様々な神事が行われております。

沖縄の地は、古来より独自の信仰体系である琉球神道と、本土から伝わった神道や仏教が融合し、独自の精神文化を育んできました。この地における「お祓い」は、単なる厄除けに留まらず、家内安全、交通安全、商売繁盛、安産祈願、合格祈願など、人々の日常生活における様々な願いや節目に寄り添う重要な儀式として深く根付いています。

沖縄県のお祓いは、本土のお祓いとは少し異なる特徴があります。例えば、沖縄のお祓いでは、海や自然の力を借りることも多いです。また、中には沖縄独特の音楽や踊りを取り入れたお祓いもあります。

「お祓い」「ご祈祷」「修祓」の区別

修祓(しゅばつ):浄化という中核的行為

「修祓」とは、神職が執り行う浄化の儀式行為そのものを指す、専門的・技術的な用語です。これは、より大きな儀式の一部を構成する、具体的なワンシーンを指す。一般的に、神職が「祓詞(はらいことば)」と呼ばれる浄化のための祝詞を奏上しながら、「大麻(おおぬさ)」という祭具を参列者の頭上などで左・右・左と振り、その身に付いた罪穢れを祓い清める行為を指します。修祓は、神事において神々を迎える前や、参列者が神前に進む前に、まず心身を清めるための準備的な儀礼として極めて重要な役割を担います。

お祓い(おはらい):浄化を主目的とする儀式

「お祓い」は、「修祓」という行為を含む、より広範な儀式全体を指す言葉です。特に、罪、穢れ、災厄、不浄といった、マイナスの要因を取り除くことを主目的とする儀式を指して用いられます。例えば、厄年に際して行われる「厄祓い」がその典型です。一般的には「ご祈祷」と同義で使われることも多いですが、厳密には浄化・除去の側面に焦点が当てられた呼称です。

ご祈祷(ごきとう):正式な祈願儀礼

「ご祈祷」は、神社の社殿内において神職によって執り行われる、正式な祈願儀礼の総称です。その範囲は最も広く、儀式の冒頭には必ず参列者を清めるための「修祓」が含まれます。しかし、ご祈祷の目的は不浄を取り除くことだけに留まらない。浄化を前提とした上で、さらに神々に対して家内安全や商売繁盛、病気平癒といった積極的な願い事(お願い事)を申し上げ、その加護を願うことまでを含む。

要約すると、「修祓」は浄化という「行為」、「お祓い」は浄化を主目的とする「儀式」、「ご祈祷」は浄化の段階を経て積極的な祈願を行う「儀礼全体」を指す。すべての「ご祈祷」には「修祓」が含まれるが、すべての浄化儀礼が積極的な祈願を伴う「ご祈祷」とは限らない。

用語(漢字・読み) 定義 範囲と機能 具体例
修祓 (しゅばつ) 神職による具体的な浄化の「行為」。祓詞を奏上し、大麻を振る。 狭義 :儀式の一部分を構成する要素。神事の前提となる清め。 「ご祈祷の冒頭に、まず修祓が行われる。」
お祓い (おはらい) 罪・穢れ・災厄などを取り除くことを主目的とする「儀式」。 中義 :浄化・除去に焦点を当てた儀式の総称。 「厄年なので、神社で厄祓いを受けた。」
ご祈祷 (ごきとう) 社殿で行われる正式な「祈願儀礼」の総称。 広義 :修祓による浄化に加え、神への感謝や積極的な願い事を含む。 「子供の七五三詣で、健やかな成長を願うご祈祷を捧げた。」

祈願の種類

祈願内容(漢字) 読み 目的・意味
家内安全 かないあんぜん 家族一同が息災で、家庭に災いがなく平和であること。
商売繁盛 しょうばいはんじょう 商いや事業が栄え、利益が上がること。
厄祓い やくばらい 厄年に当たる人が災厄を祓い、無事に過ごせること。
安産祈願 あんざんきがん 妊娠中の母体の健康と、無事な出産。
初宮参り はつみやまいり 赤ちゃんの誕生を神に報告・感謝し、健やかな成長を祈ること。
七五三詣 しちごさんもうで 子どもの成長の節目に感謝し、将来の幸福を祈ること。
学業成就 がくぎょうじょうじゅ 学問や勉学が身につき、試験などに合格すること。
交通安全 こうつうあんぜん 車の運転や旅行など、道中での無事故・安全。
病気平癒 びょうきへいゆ 病気や怪我が回復し、健康を取り戻すこと。
神恩感謝 しんおんかんしゃ 日頃の神の御加護に感謝の気持ちを捧げること。

沖縄県のお祓いができる神社仏閣

1. 波上宮 (なみのうえぐう) (沖縄県那覇市)

1.1 概要

波上宮は、沖縄県那覇市若狭1-25-11に鎮座し、琉球国一宮であり沖縄総鎮守として、県内で最も格式の高い神社として広く知られています。創建年代は詳らかではありませんが、古くから琉球の人々に深く信仰されてきました。主祭神は伊弉冊尊(いざなみのみこと)、速玉男尊(はやたまおのみこと)、事解男尊(ことさかおのみこと)の熊野三神です。地元では親しみを込めて「なんみんさん」と呼ばれ、幅広い世代から信仰を集めています。

1.2 実施しているお祓い・祈祷の種類

波上宮では、多岐にわたるお祓いや祈祷が執り行われています。主なものとしては、厄年厄祓い、家内安全祈願、合格祈願、縁結び・恋愛成就、学問成就、商売繁盛、健康長寿、安産祈願・子宝、交通安全、海上安全、良縁祈願などが挙げられます。特に、正月期間には厄年厄祓いや家内安全祈願、合格祈願の御祈祷が集中して受け付けられます。

1.3 料金

他の情報源では、個人祈祷の初穂料は7,000円から、または3,000円からという目安が示されています。会社・団体祈祷は10,000円からとされています。御朱印の初穂料は300円から500円です。正確な料金については、直接神社へ電話で問い合わせることが推奨されます。

神社の公式情報において祈祷の具体的な料金が明記されていないことは、日本の多くの神社に見られる伝統的な慣習を反映していると考えられます。これは、初穂料が単なるサービス料金ではなく、神様への感謝の気持ちを表す「お気持ち」に委ねられるという考え方に基づいています。

1.4 特徴

波上宮は、那覇の海岸沿いの崖の上に位置し、その独特の景観は多くの人々を魅了しています。元々は、海の彼方にある理想郷「ニライカナイ」からの神々を信仰する聖地であり、琉球独自の信仰と本土の神道が融合した歴史を持つことが大きな特徴です。那覇空港や国際通りから車で約10分とアクセスが非常に良く、観光客にとっても訪れやすい立地です。近年では、正月期間の混雑状況をYouTubeでライブ配信するなど、現代の技術を取り入れながら参拝者の利便性を高める取り組みも行っています。

波上宮が琉球古来の「ニライカナイ信仰の聖地」という深い伝統に根差している点と、現代的な「YouTubeでの混雑状況ライブ配信」を行う点は、一見すると対照的に映るかもしれません。しかし、これは神社が伝統的な役割を維持しつつも、現代社会のニーズに応え、より多くの人々が信仰に触れやすい環境を整えようとする努力の表れと解釈することができると考えられます。

2. 沖宮 (おきのぐう) (沖縄県那覇市)

2.1 概要

沖宮は、那覇市奥武山町44番地、奥武山公園内に鎮座する神社です。ゆいレール奥武山公園駅から徒歩3分とアクセスも良好です。創建年代は詳らかではありませんが、琉球の史料には源為朝公の時代に創建されたと記されており、古くから国家安穏、五穀豊穣、陸海交通安全の神「船玉神」として歴代琉球王をはじめ多くの人々に尊崇されてきました。琉球八社の一つにも数えられています。

2.2 実施しているお祓い・祈祷の種類

沖宮では、厄祓い、心願成就、勝負運、商売繁盛、家内安全、学業成就、七五三、安産祈願、初宮詣、健康・病気平癒、車・交通安全など、幅広い個人向け祈祷が提供されています。また、地鎮祭などの出張祭典も受け付けています。毎年6月30日には夏越の大祓が斎行され、人形(ひとがた)での事前受付も可能です。

2.3 料金

お祓いや祈祷の具体的な料金は明示されていません。料金については、直接神社へ問い合わせる必要があります。

波上宮と同様に、沖宮の公式情報源でも祈祷料金が明示されていません。これは、沖縄の主要な神社における一般的な傾向であり、初穂料が参拝者の「お気持ち」に委ねられる、あるいは個別の祈願内容によって変動するため、一律の料金を公開しないという方針がある可能性があると思われます。

2.4 特徴

沖宮の大きな特徴は、天照大御神が伊勢に渡る前に降臨した場所との伝承があることです。また、本殿の奥には強力なパワースポットとして知られる「天燈山御嶽(てんとうざんうたき)」があり、特に良縁を願う参拝者が多く訪れます。沖宮は第二次世界大戦で焼失しましたが、戦後に再建され、現在の地に遷座した歴史を持ち、信仰の継続と復興の象徴でもあります。奥武山公園内に位置するため、公園の豊かな自然と一体となった神聖な空間が広がっています。

沖宮が天照大御神の降臨地という伝承を持つことは、本土の神話との深いつながりを示し、琉球が古くから日本の信仰圏の一部であったことを物語ります。さらに、戦災による焼失からの再建は、沖縄の人々が信仰をいかに大切にし、困難な時代を乗り越えてきたかの証です。天燈山御嶽の存在は、琉球独自の御嶽信仰が神道と共存していることを示しています。沖宮は、沖縄の歴史的苦難と、それにもかかわらず信仰を守り抜いてきた人々の精神性を体現する場所です。参拝者は、単なる祈祷だけでなく、沖縄の深い歴史と文化、そして復興への強い意志を感じ取ることができるでしょう。

3. 普天間宮 (ふてんまぐう) (沖縄県宜野湾市)

3.1 概要

普天間宮は、沖縄本島中部、宜野湾市普天間1-27-10に鎮座する、琉球八社の一つです。沖縄本島中部における最大の聖地として知られ、多くの参拝者が訪れます。その起源は古く、琉球古神道の神々が普天間洞窟に祀られたことに始まり、後に熊野権現も合祀されたとされています。

3.2 実施しているお祓い・祈祷の種類

普天間宮は、非常に多岐にわたるお祓い・祈祷を提供しています。個人向けの祈願としては、健康祈願、厄払い、家内安全、交通安全(車の清め祓い)、旅行安全、良縁祈願、合格祈願、必勝祈願、子授祈願、就職祈願、災難除、方位除、心願成就、病気平癒、開運招福、結婚奉告、神恩感謝、お宮参り、安産祈願、七五三詣、成人奉告、還暦などがあります。また、会社・団体向けの商売繁昌、会社隆昌、開店奉告、業務安全、清め祓い、航海安全、海上安全大漁祈願なども行われます。さらに、地鎮祭、上棟祭、竣工祭、住宅清祓などの出張祭典や、神前結婚式も執り行われています。毎年6月30日には夏越の大祓が斎行されます。

3.3 料金

お宮参りの初穂料の目安としては、5,000円から1万円程度が一般的とされています。正確な料金については、直接神社へ問い合わせる必要があります。

普天間宮が提供する祈祷の種類は、個人から法人、出張祭典に至るまで、非常に広範かつ網羅的です。

3.4 特徴

普天間宮の最も特徴的な点は、境内にある「普天間洞窟」です。この洞窟は市指定の文化財「名勝」であり、全長280mにも及び、考古学的・古生物学的な発見もされています。古くは女神が籠ったという伝説も残されており、神聖な場所として崇められてきました。普天間宮は、建築関係や「結び」(諸願成就)の神様として信仰されており、特に良縁や様々な願い事の成就にご利益があるとされています。年間を通して76もの祭典が執り行われ、地域の人々の生活に深く根差した信仰が息づいています。

普天間宮の洞窟は、単なる自然の造形物ではなく、神話(女神の伝説)と歴史(琉球古神道)が深く結びついた聖地です。その考古学的・古生物学的な価値は、この場所が古代から人々と自然の営みの中心であったことを示しています。この多層的な意味合いが、普天間宮を単なる神社以上の存在にしています。参拝者は、普天間宮を訪れることで、沖縄の豊かな自然、古代からの神話、そして現代に続く信仰の連鎖を一度に体験することができます。特に洞窟は、神秘的な雰囲気を持ち、深い精神的な体験をもたらすでしょう。

4. 沖縄県護国神社 (おきなわけんごこくじんじゃ) (沖縄県那覇市)

4.1 概要

沖縄県護国神社は、那覇市奥武山に鎮座しています。1936年に「沖縄県招魂社」として創建され、1939年に現在の名称に改称されました。この神社は、日清日露戦争以降の国難に殉じた沖縄県出身の軍人軍属の御霊に加え、沖縄戦で散華した本土出身の軍人軍属や一般住民の尊い御霊を神様として祀っています。現在、177,913柱ものご祭神が記されており、沖縄の歴史と平和を象徴する重要な存在です。

4.2 実施しているお祓い・祈祷の種類

沖縄県護国神社では、家内安全、厄祓い、交通安全、商売繁盛、社運隆昌、進学成就、縁結びなど、幅広い祈願が受けられます。個人向けの祈願としては、神恩感謝、諸願成就、安産祈願、初宮詣、七五三詣、十三詣、厄除祈願、病気平癒、合格祈願、必勝祈願、車のお祓いなどがあります。また、法人向けの商売繁昌、会社隆昌、家業繁栄、そして地鎮祭、竣工祭、家屋清祓いなどの出張祭典、神前結婚式も執り行われています。

4.3 料金

個人祈願は1件につき5,000円、団体祈願は1件につき10,000円です。七五三祈願はお子様1人につき3,000円となります。なお、正月期間の団体祈願は20,000円となります。願意の数や団体様の御札の数によって初穂料が変わる場合があるため、詳細は神社へ問い合わせることが推奨されています。

沖縄県護国神社が祈祷料金を明確に提示している点は、他の主要神社が料金を非公開としている傾向とは対照的です。これは、参拝者が事前に予算を把握できるため、計画を立てやすく、非常に利便性が高いと言えます。特に、七五三や団体祈願など、特定の目的を持つ参拝者にとっては、この透明性が大きなメリットとなります。

4.4 特徴

沖縄県護国神社は、古くから「奥武之山(アフノヤマ)」と呼ばれる神々と通ずる神聖な地に鎮座しています。沖縄戦では米軍の砲撃を受けながらも社殿が奇跡的に残り、戦後に再建されたという、沖縄の激しい歴史を乗り越えてきた象徴的な存在です。境内には、上皇陛下御製碑や平和の像など、多くの記念碑や建造物が建立されており、特に大燈籠には戦時中の銃弾跡らしき傷が残るなど、平和への願いが込められた場所です。正月三が日には約27万人もの参拝者が訪れるほどの人気を誇り、沖縄県内でも有数の参拝者数を記録しています。

沖縄県護国神社は、沖縄戦という悲劇を経験し、その傷跡を境内に残しながらも再建されたという点で、単なる信仰の場を超えた歴史の証人としての役割を担っています。祀られている御霊の数は、戦争の甚大さを物語り、平和への強いメッセージを発信しています。その圧倒的な人気は、沖縄の人々が歴史を忘れず、平和を希求する心の表れと捉えられます。この神社は、参拝者に歴史の重みと平和の尊さを深く感じさせます。お祓いを受けるだけでなく、沖縄の過去と未来に思いを馳せる場として、特別な意味を持つでしょう。

5. 出雲大社沖縄分社 (いずもたいしゃおきなわぶんしゃ) (沖縄県那覇市)

5.1 概要

出雲大社沖縄分社は、沖縄県那覇市古島1-16-13に位置し、沖縄都市モノレールゆいレール古島駅から徒歩2分と非常にアクセスが良い場所にあります。1970年に沖縄の本土復帰を記念して創建された、島根県の出雲大社の正式な分社です。日本最南端かつ最西端に位置する出雲大社の分社として知られています。主祭神は、縁結びの神様として有名な大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)、通称「だいこくさま」です。

5.2 実施しているお祓い・祈祷の種類

出雲大社沖縄分社は縁結びの神様として有名ですが、お祓い・祈祷の種類も豊富です。厄除け、障り除け、御車祓い(バイクのお祓いも含む)、病気平癒、開運家内安全、安産祈願、交通安全、旅行安全、地鎮祭、新屋清祓、七五三など、多岐にわたるご利益の祈願が可能です。特に「縁」は、男女の縁だけでなく、仕事や子宝、お金など、あらゆる幸福な縁を結んでくださるとされています。

5.3 料金

出雲大社沖縄分社では、祈願の初穂料が明確に提示されています。個人祈願の初穂料は、5,000円、7,000円、10,000円、20,000円、30,000円以上、または5,000円、8,000円、10,000円以上という選択肢があります。これらは「お気持ち」で納める金額の目安として提示されています。御朱印の初穂料は300円です。

出雲大社沖縄分社が、本土の出雲大社と同様に、祈祷の初穂料を具体的な金額の選択肢として提示している点は、他の沖縄の主要神社とは異なる特徴です。これは、本土の有名神社の分社であるため、より標準化された料金体系を採用している可能性が高いと考えられます。

5.4 特徴

出雲大社沖縄分社の最大の特徴は、島根県の出雲大社と同じく、縁結びの神様「大國主大神」を祀っていることです。参拝作法も出雲大社と同じ「二礼四拍手一礼」で行うため、本土の出雲大社に参拝するのと同様の体験ができます。鳥居のない小さな境内ですが、広い無料駐車場が完備されており、車でのアクセスも便利です。大國主大神が多くの女神と結婚し子宝に恵まれたという神話や、旧暦10月に全国の神々が出雲大社に集まり縁結びの会議「神議り(かむはかり)」を行うという伝説から、縁結びの神として絶大な信仰を集めています。

出雲大社沖縄分社は、沖縄にありながら、本土の出雲大社の精神性と形式(祭神、参拝作法)を忠実に継承しています。これは、本土復帰の記念に創建された背景とも合致し、沖縄と本土の精神的な連結を象徴しています。また、モノレール駅からの近さと無料駐車場の存在は、そのアクセス性の高さを際立たせています。この神社は、沖縄にいながらにして、日本を代表する縁結びの神様のご利益にあずかれるという点で、特に若い世代や観光客に人気があります。アクセス性の良さは、より多くの人々が気軽に訪れ、多様な縁を結び、厄を祓う機会を提供します。

お祓い・祈祷を受ける際の一般的な情報とマナー

沖縄の神社でご祈祷を受ける際には、以下の一般的な情報とマナーを心得ておくと、より心穏やかに、滞りなく儀式に臨むことができます。

初穂料の目安と包み方

初穂料は、神様への感謝の気持ちを表す「捧げ物」としての意味合いが強く、単なるサービス料金とは異なります。そのため、その渡し方には一定の作法が求められます。

目安: 個人のご祈祷の場合、初穂料は一般的に5,000円から10,000円程度が目安とされています。ただし、各神社や祈祷の種類によって異なるため、事前に確認することが最も確実です。

包み方: 初穂料は、必ず「のし袋」に入れてお渡しするのがマナーです。水引は紅白の蝶結びを選びます。これは、何度でも結び直せることから、慶事や繰り返しても良いお祝い事に用いられます。

表書き: のし袋の表書きは、中央上段に「御初穂料」または「玉串料」と記載します。下段には、ご祈祷を受ける本人の氏名を記載します。読み間違いがないよう、ふりがなを振っておくと親切です。

お寺の場合: もしお寺で祈祷を受ける場合は、「御初穂料」ではなく「御祈祷料」または「御布施」と記載します。これは、神道と仏教の宗教的背景の違いに由来するものです。

これらの作法を理解し実践することで、参拝者は日本の文化と信仰に対する敬意を示し、より深く儀式に参加することができます。これは、神職の方々との円滑なコミュニケーションにも繋がり、参拝体験全体の質を高めます。

ご祈祷の予約と受付時間

ご祈祷の予約要否や受付時間は、神社や時期によって異なります。

多くの神社では、個人のご祈祷は予約不要で、受付時間内に直接社務所で申し込むことができます。所要時間は15分から20分程度が目安です。

ただし、正月期間(元旦から10日頃まで)や旧暦の例祭日など、特定の期間は受付時間が変更になったり、混雑状況によっては合同祈願となる場合があります。

結婚式や出張祭典、お宮参り(初宮詣)など、特別なご祈祷や儀式は事前の予約が必要となる場合が多いです。

各神社の受付時間はウェブサイトで確認するか、直接電話で問い合わせることをお勧めします。

祈祷の予約要否や受付時間は神社や時期によって異なり、特に正月期間は混雑や受付制限があることは、神社が年間行事や参拝者の集中に対応するため、柔軟な運営を行っていることを示しています。参拝者にとっては、事前の情報収集がスムーズな祈祷体験のために不可欠です。この情報は、特に遠方からの訪問者や、特定の時期に参拝を計画している人々にとって重要です。事前の確認を怠ると、せっかく訪れても祈祷を受けられない、あるいは長時間待つことになる可能性があります。

歴史、普天間宮は神秘的な洞窟と広範な祈祷、沖縄県護国神社は平和への祈りと明確な料金体系、そして出雲大社沖縄分社は本土の縁結び信仰の継承とアクセス性の良さといった強みを持っています。

お祓いや祈祷を受ける際には、初穂料の目安や包み方、予約の要否、そして適切な服装など、一般的なマナーを心得ておくことで、よりスムーズで心豊かな体験となるでしょう。沖縄の神社でのお祓いが、皆様の心身を清め、新たな幸運と平穏をもたらす一助となれば幸いです。

神社名 (所在地) 主なご利益 (お祓い・祈祷の種類) 祈祷料目安 特徴の要約
波上宮 (沖縄県那覇市) 厄年厄祓い、家内安全、交通安全、縁結び、商売繁盛、安産祈願、海上安全など 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。他情報源では個人祈祷3,000円〜7,000円〜、会社・団体祈祷10,000円〜。 琉球国一宮、沖縄総鎮守。海岸沿いの崖に鎮座する景観。ニライカナイ信仰の聖地。アクセス良好。
沖宮 (沖縄県那覇市) 厄祓い、心願成就、商売繁盛、家内安全、交通安全、安産祈願、健康・病気平癒など 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。 奥武山公園内。天照大御神降臨伝承。天燈山御嶽はパワースポット。戦災からの再建。
普天間宮 (沖縄県宜野湾市) 厄払い、家内安全、交通安全、良縁祈願、合格祈願、安産祈願、商売繁昌、地鎮祭など多岐にわたる 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。お宮参り5,000円〜10,000円程度。 沖縄本島中部最大の聖地。神秘的な普天間洞窟(市指定文化財)。「結び」の神として信仰。
沖縄県護国神社 (沖縄県那覇市) 家内安全、厄祓い、交通安全、商売繁盛、合格祈願、初宮参り、七五三詣、車のお祓いなど 個人祈願5,000円、団体祈願10,000円、七五三3,000円(1人)。正月団体祈願20,000円。 沖縄戦戦没者の御霊を祀る。社殿は戦災を乗り越え再建。平和への願いが込められた記念碑多数。正月三が日で約27万人が参拝。
出雲大社沖縄分社 (沖縄県那覇市) 縁結び、厄除け、障り除け、御車祓い、病気平癒、開運家内安全、安産祈願、交通安全など 5,000円、7,000円、10,000円、20,000円、30,000円以上(お気持ち)。 日本最南端・最西端の出雲大社分社。縁結びの神「大國主大神」を祀る。本土と同じ「二礼四拍手一礼」。アクセス良好。

また、お祓いの効果が不十分と思われる際は仙台天光でのお祓い・祈祷・祈願をご検討いただけたらと思います。

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