除霊の仙台天光

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福岡県内で除霊・浄霊 承ります

福岡県での除霊,浄霊ご相談下さいまず除霊について説明を致します。

除霊といっても、その対象は人や場所に憑りついた霊であったり、物・土地等に対しての念であったりもします。基本的に除霊は、対象となる霊体をその場所から引き離す行為であり、根本的な解決にはなりません。

当方では除霊は、その行為が適切である場合を除き、あくまで一時的処置として用いる場合がほとんどです。一時的に引き離すだけである為、怒った霊体が逆襲にくるケースも多くあるためです。

また、生霊に関しての除霊ですが、除霊を実行し相手の生霊を祓ったとしても、飛ばしている相手の感情・念が根本的原因であるため、再度飛ばしてくる可能性が高いです。

そのため、当方では相手の念を鎮める縁切り等の特殊技法を用い、根本原因から解決していきます。

次に浄霊について説明をさせていただきます。

浄霊は除霊と異なり、対象となる霊体をしかるべき場所まで導く行為をいいます。一般的な言葉を使用すると霊体を成仏させるという事となります。

浄霊を行える霊能者は霊体を霊界まで導く能力が必要となり、高度な技術が必要となります。もしくは霊界へと導く事のできる神の支援が受けられる能力者のみとなります。

当方では浄霊を行う際は相手(霊体)の状況を整えてから、念を取り除き、納得させた上で浄霊を行っております。あまりに状態が悪い際は場合によっては神力を用いて強制的に浄霊を行うこともあります。

除霊と異なり、浄霊は霊体そのもの、残存した念は現世に残りませんので、逆襲などのケースはありません。

注意点として除霊・浄霊・祈祷など、当方の行う施術前に「それを阻止しようとする動き」がみられる場合があります。

施術対象の神仏もただ黙っている訳ではありません。施術内容により異なりますが、相談者様の体調悪化、当方へ行きたくなくなる気持ちになる、場合によっては交通機関の妨害が起こったりする事もあります。

憑依体質などで魂の中に入り込んでいる霊体が対象の場合は、相談者が暴れる、周囲に嘘をつく、逃亡するなど様々な形で現れる事がありますので、ご本人だけではなく周囲のご家族等のご理解と協力が必要となります。ご本人だけではなく、ご家族の方も気持ちを強く持たれる事が重要です。

除霊・浄霊・祈祷などの施術後ですが、怪奇現象や心霊現象など物理的霊障のケースは除霊・浄霊後にその現象はすぐに消失します。

憑依体質の方ですが、すぐに心身面が改善する方もいらっしゃいますが、中には憑依後の残像の様なものがしばらく残る場合もあります。しかし、心配する必要はございません。当方の用いる特殊技法の継続にて約2-3年後には憑依体質も改善していく事でしょう。

霊感体質改善技法について、約1-2年の期間を要します。徐々に特殊技法の効果が現れますので焦らず治癒に専念する事が肝要となります。

福岡県でのお祓い(おはらい)

お祓いとは、神道の儀式の一つであり、心身の穢れや災厄、不運を清め祓い、心機一転して清々しい気持ちで新たな生活を始めるための重要な神事です。古くから日本人の生活に深く根ざし、厄年のお祓い、交通安全祈願、家内安全、病気平癒、安産祈願、合格祈願など、人生の様々な節目や願い事に応じて行われてきました。神職が神様と人との間に立ち、祝詞を奏上することで、神様の御神徳をいただき、災いを避け、福を招くと信じられています。

1. 太宰府天満宮 (太宰府市)

1. 概要

太宰府天満宮は、学問の神様として広く知られる菅原道真公(天神様)を祀る全国約12,000社の天満宮の総本宮です。平安時代に無実の罪で大宰府に左遷された道真公がこの地で亡くなった後、その墓所の上に社殿が造営されたと伝えられています。境内は四季折々の花々で彩られ、悠久の歴史を感じさせる神事が今も受け継がれています。学業成就や合格祈願はもちろんのこと、厄除けや交通安全など、幅広いご利益を求めて年間を通じて多くの参拝者が訪れます。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

太宰府天満宮では、人生の節目や様々な願い事に応じた多種多様なご祈願が年中行われています。一般的なご参拝とは異なり、ご祈願では御本殿に昇殿し、神職が一人ひとりの願いに合わせた祝詞を奏上します。

主なご祈願の種類は以下の通りです:

厄除祈願 : 人生の節目とされる厄年(前厄・本厄・後厄)を無事に過ごせるよう祈願します。特に4月4日には「厄除祈願祭」が行われます。

学業上達祈願・受験合格祈願 : 学問の神様として、学業の向上や各種試験の合格、就職成就を祈願します。毎年10月18日には「特別受験合格祈願大祭」が執り行われ、10月1日から31日までは特別祈願期間となります。

交通安全祈願・車祓い : 日々の安全な移動や、新車の安全を祈願します。車祓い所も設けられています。

安産祈願・初宮参り : 子宝に恵まれた感謝と、子供の健やかな成長を祈願します。

八方除祈願 : 九星気学による八方塞がりや凶方に当たる方が、平穏に過ごせるよう祈願します。

その他のご祈願 : 家内安全、健康・病気平癒、商業繁栄、心願成就、良縁成就、災難消除、飛梅祈願、お礼参りなど、非常に幅広い願い事に対応しています。

3. 料金

太宰府天満宮のご祈願の初穂料は、一般的に5,000円からが目安とされています。七五三の祈祷は一人5,000円からで、記念品としてお守りや千歳飴、梅ヶ枝餅が授与される場合があります。郵送でのご祈願は6,000円から受け付けているとの情報もあります。ただし、ご祈願の種類や授与品によって料金が異なる場合があるため、詳細は直接神社に問い合わせるか、公式サイトで確認することが推奨されます。

4. 特徴

「飛梅伝説」 : 太宰府天満宮の最も有名な特徴の一つに「飛梅伝説」があります。菅原道真公が都から大宰府へ左遷される際、こよなく愛した邸宅の梅の木に別れを惜しむ歌を詠んだところ、その梅の木が道真公を慕って一夜のうちに大宰府まで飛んできたという伝説です。この飛梅は、現在も本殿の脇にあり、毎年一番に花を咲かせると言われています。この伝説は、道真公の学問や文化、そして人としての深い情愛を象徴するものであり、天満宮信仰の根幹をなすものです。

学問の神様としての圧倒的な信仰 : 全国約12,000社の天満宮の総本宮であり、学問の神様としての信仰は絶大です。受験シーズンには全国から多くの受験生やその家族が合格を祈願しに訪れます。

観光地としての魅力 : 5ヶ国語対応のパンフレットや無料ガイド、バリアフリー対応など、観光客が訪れやすい環境が整備されています。境内は梅や樟、花菖蒲など四季折々の植物が楽しめるほか、様々な神事が受け継がれており、歴史と自然が融合した美しい景観も魅力です。

太宰府天満宮が持つ特別な側面として、「飛梅伝説」が信仰の深層に与える影響が挙げられます。「飛梅伝説」は、単なる物語ではなく、菅原道真公への人々の強い思慕と、神霊が物理的距離を超えて飛来するという「飛び神信仰」の融合によって生まれたと解釈されます。この伝説は、道真公の死後に彼が雷神となり、その威光が天下を震撼させたという信仰と結びつき、道真公が神格化される過程で重要な役割を果たしました。現代においても、この伝説は太宰府天満宮の象徴であり、参拝者が道真公との精神的なつながりを感じ、困難を乗り越えるための「学問」や「至誠」といったご利益をより強く信じる根拠となっています。

また、太宰府天満宮は観光地としての魅力向上と信仰の共存戦略においても注目されます。年間1,000万人を超える参拝客が訪れる日本有数の観光地でありながら、学問の神としての信仰を深く維持しています。5ヶ国語対応のパンフレットやバリアフリー対応といった観光インフラの整備は、単に観光客誘致のためだけでなく、国内外の多様な人々が「天神様」の御神徳に触れやすい環境を提供しています。観光客が神社を訪れることで、日本の伝統文化や神道に触れる機会が増え、それが新たな信仰者や崇敬者の獲得につながる可能性があります。多言語対応は、外国人観光客が日本の精神文化を理解する上で重要な橋渡しとなり、国際的な文化発信の場としての役割も担っています。

2. 筥崎宮 (福岡市東区)

1. 概要

筥崎宮は、福岡市東区に鎮座する日本三大八幡宮の一つに数えられる由緒ある神社です。主祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命で、延長元年(923年)に現在地に遷座しました。厄除けや必勝祈願の神として特に信仰が篤く、「厄除開運」「勝運」の御利益で知られています。博多三大祭りの一つである「放生会(ほうじょうや)」の開催地としても有名で、地域社会の中心的な存在です。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

筥崎宮では、多種多様なご祈願を受け付けており、人生の節目や願い事に応じて様々な神事が執り行われます。

主なご祈願の種類は以下の通りです:

厄祓(厄除け) : 特に厄年を迎える方々にとって重要なご祈願です。心身ともに無事に過ごせるよう、災厄を祓い清めます。

必勝祈願 : 「勝運の神」として、スポーツやビジネス、受験など、あらゆる勝負事における勝利を祈願します。福岡ソフトバンクホークスをはじめ、多くのスポーツ選手からも信仰を集めています。

交通安全祈願 : 車やバイクの安全運転、新車の清祓など、交通の安全を祈願します。

安産祈願・初宮参り : 母子の健康と、生まれてくる子供の健やかな成長を祈願します。

商売繁盛 : 事業の発展と繁栄を祈願します。

合格祈願 : 学生や資格試験に臨む方々の合格を祈願します。

地鎮祭 : 新築工事の安全と、土地・建物の安泰を祈願します。

3. 料金

筥崎宮のご祈願の初穂料は、種類によって異なりますが、一般的に5,000円からとされています。

具体的な料金は以下の通りです:

厄祓 : 5,000円から。

安産祈願 : 5,000円から。

七五三の祈祷料 : 5,000円から。同時参拝の場合、2名で8,000円、3名で10,000円。

必勝祈願 : 個人5,000円、団体20,000円。

初宮参り : 5,000円から。 ご祈願は予約不要で随時受け付けていますが、神前結婚式や他の神事中は受け付けできない場合があるため、事前に電話での確認が推奨されています。

4. 特徴

「敵国降伏」の扁額 : 筥崎宮の楼門に掲げられた「敵国降伏」の扁額は非常に有名です。これは鎌倉時代に亀山上皇が元寇の際に平和を祈願して納められた御宸筆を、小早川隆景が模写拡大したものと伝えられています。その真意は、武力による制圧ではなく、「徳の力をもって導き、相手が自ずから靡(なび)き降伏する」という、真の勝利と平和の精神を説いているとされています。

勝運の神としての信仰 : 日本三大八幡宮の一つであり、特に「勝運」の神として多くの信仰を集めています。福岡ソフトバンクホークスの優勝祈願など、スポーツ界との縁も深く、必勝祈願に訪れる人が後を絶ちません。

放生会(ほうじょうや) : 毎年9月12日から18日までの1週間、筥崎宮の参道一帯で執り行われる「放生会」は、春の博多どんたく、夏の博多祇園山笠と並ぶ博多三大祭りの一つです。「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」という趣旨の祭りであり、約500軒もの露店が並び、延べ100万人もの人々が訪れる九州随一の秋祭りとして知られています。

筥崎宮の「敵国降伏」扁額は、その多層的な意味と現代的解釈において深く考察されます。「敵国降伏」という言葉は、現代の感覚では好戦的に聞こえるかもしれませんが、筥崎宮に伝わる真意は「徳の力による平和的解決」であるとされています。この解釈は、元寇という国家存亡の危機に際して亀山上皇が祈願した「武力ではなく、道義によって敵を導く」という精神に由来します。この扁額は、単なる勝利祈願のシンボルではなく、真の強さとは何か、平和とは何かを問いかける哲学的なメッセージを内包しているのです。この扁額の解釈は、神社の歴史的背景(元寇)と現代の平和思想を結びつける重要な役割を果たします。参拝者がこの扁額の真意を理解することで、単なる個人的な「勝利」だけでなく、より広範な「和解」や「調和」といった概念に意識が向かう可能性があり、現代社会における紛争解決や国際関係においても示唆を与える、普遍的なメッセージとして機能し得るでしょう。

また、「勝運の神」としての信仰と地域社会との結びつきも、筥崎宮の重要な側面です。筥崎宮が「勝運の神」として広く信仰されているのは、その歴史的背景(元寇における神風信仰)と、現代における福岡ソフトバンクホークスとの連携といった具体的な事例によって強化されています。この「勝運」は、単に競技の勝利に留まらず、人生の困難や試練に打ち勝つ力、目標を達成する力といった、より広範な意味合いで捉えられています。神社が特定のスポーツチームと結びつくことは、地域住民のアイデンティティと信仰心を一体化させる効果があり、ホークスの勝利が神社の御利益と結びつけられることで、地域コミュニティの結束が強まり、神社への参拝が日常的な文化活動の一部となるのです。これは、現代社会において地域コミュニティが希薄化する中で、神社がその中心的な役割を再認識させる一例と言えます。

3. 宗像大社 (宗像市)

1. 概要

宗像大社は、福岡県宗像市に鎮座し、日本神話『日本書紀』『古事記』に登場する日本最古の神社の一つです。御祭神は、天照大神の御子神である宗像三女神(田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神)であり、それぞれ沖津宮(沖ノ島)、中津宮(大島)、辺津宮(本土)に祀られ、これら三宮を総称して宗像大社と呼びます。2017年には「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」としてユネスコ世界遺産に登録され、その歴史的・文化的価値が世界的に認められました。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

宗像大社では、古くから海上交通の安全を司る神として信仰されてきた歴史から、特に交通安全祈願が有名です。

主なご祈願の種類は以下の通りです:

交通安全祈願 : 全国各地から多くの人々が交通安全のご祈願に訪れます。普通車・二輪車、大型車それぞれに料金が設定されています。車内に取り付ける交通安全のお守りの発祥地としても知られています。

厄祓 : 厄年のお祓いも受け付けています。

初宮詣 : 子供の健やかな成長を願うご祈願です。

七五三 : 子供の成長を感謝し、今後の健康を祈願します。

家内安全 : 家庭の平穏と安全を祈願します。

その他各種ご祈願 : 上記以外にも様々な願い事に応じたご祈願が受け付けられています。郵送でのご祈願申し込みも可能です。

3. 料金

宗像大社のご祈願の料金は、種類によって明確に示されています。

交通安全祈願 :

普通車・二輪車: 5,000円

大型車: 6,000円 その他のご祈願(初宮詣、七五三、厄祓い、家内安全など)の具体的な料金は、記載された情報には明記されていませんが、祈願殿受付または電話で問い合わせるよう案内されています。

4. 特徴

交通安全お守り発祥の地 : 宗像大社は、自動車の車内にまつる「交通安全のお守り」の発祥地として非常に有名です。昭和38年(1963年)に日本で最初に作られたとされ、現在も当時のデザインそのままのお守りが授与されています。これは、宗像三女神が古くから海上交通の安全を司る神として信仰されてきた歴史に由来します。

世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産 : 宗像大社は、沖ノ島全体が御神体であり、古代祭祀遺跡が残る沖ノ島、大島の中津宮と沖津宮遙拝所、そして本土の辺津宮が一体となって、独自の信仰形態を形成しています。沖ノ島への入島は原則禁じられており、「海の正倉院」とも呼ばれる約8万点の国宝級出土品は、古代の国家的な祭祀の様子を今に伝えています。

「あらゆる道を司る神」としての信仰 : 宗像三女神は、古くから「あらゆる道を司る神」として信仰されてきました。これは、海上交通の安全だけでなく、人生の道、学問の道、商売の道など、あらゆる「道」における安全と発展を願う信仰へと広がり、現代の交通安全祈願にも繋がっています。

さらに、世界遺産登録が信仰と観光にもたらす影響も重要な側面です。宗像大社が世界遺産に登録されたことは、その歴史的・文化的価値を世界に知らしめ、国際的な注目度を高めました。しかし、沖ノ島への入島制限など、信仰の聖域保護と観光振興のバランスが課題となっています。それでも、世界遺産としての認知度は、辺津宮や中津宮への参拝客増加に繋がり、結果として宗像三女神への信仰を広める一助となっています。世界遺産登録は、神社の「聖地」としての側面を強調すると同時に、「観光資源」としての側面も強めます。これにより、信仰の対象としての厳粛さを保ちつつ、より多くの人々が日本の精神文化に触れる機会を創出しています。このバランスの取り方は、他の世界遺産に登録された宗教施設にとっても重要な課題であり、宗像大社の取り組みは、その成功事例となり得るでしょう。

4. 宮地嶽神社 (福津市)

1. 概要

宮地嶽神社は、福津市に鎮座し、約1800年前に創建されたと伝わる歴史ある神社です。主祭神は息長足比売命(おきながらたらしひめのみこと)で、開運、商売繁昌、厄除け、交通安全など、幅広いご利益で知られています。特に「何事にも打ち勝つ開運の神」として篤く信仰され、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。「光の道」の絶景や日本一の大注連縄など、見どころも豊富です。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

宮地嶽神社では、開運、商売繁昌、厄除け、交通安全など、様々なご祈祷を受け付けています。

主なご祈願の種類は以下の通りです:

商売繁昌 : 会社や店舗の繁栄、事業の成功を祈願します。

厄除け : 厄年の方々が災厄を免れ、平穏に過ごせるよう祈願します。

交通安全 : 車やバイクの安全運転、事故防止を祈願します。

家内安全 : 家族の健康と安全、家庭の幸福を祈願します。

その他 : 健康長寿、病気平癒、安産祈願、初宮参り、七五三、合格祈願、縁結び、勝負運など、多岐にわたるご祈願に対応しています。

3. 料金

宮地嶽神社のご祈祷の初穂料は、一般的に5,000円からとされています。出張祭典は30,000円から、本殿結婚式は100,000円からとなっています。具体的なご祈祷の種類ごとの料金は記載された情報には明記されていない場合が多いですが、一般的なご祈祷の相場に準じていると考えられます。

4. 特徴

「光の道」 : 宮地嶽神社は、アイドルグループ嵐のCMで一躍有名になった「光の道」の絶景で知られています。宮地浜から神社の石段まで一直線に続く参道が、年に2回、2月下旬と10月下旬の特定の時期に、玄界灘に沈む夕日の光によって黄金色に輝く神秘的な光景を生み出します。この現象は、地球の自転軸の傾きと太陽の動きによって起こる自然現象であり、その美しさは多くの人々を魅了します。

日本一の大注連縄 : 拝殿にかけられている大注連縄は、直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンという日本一の大きさを誇ります。毎年12月中旬に約1,500人もの奉仕者によって掛け替えが行われ、その壮大さは圧巻です。この大注連縄は、聖域と俗界を分ける標しであり、神社の神聖さを象徴しています。

三つの日本一 : 大注連縄の他にも、直径2.2メートルの大太鼓、重さ450kgの銅製の大鈴があり、これら「三つの日本一」が宮地嶽神社の見どころとされています。

奥之宮八社 : 境内には、七福神社、稲荷神社、不動神社、恋の宮など、八つの小さな社からなる「奥之宮八社」があり、それぞれ異なるご利益があるとされています。

宮地嶽神社が持つ特別な側面として、「光の道」がもたらす信仰と観光の融合が挙げられます。「光の道」は、特定の自然現象(夕日が参道と一直線になる)と神社の地理的配置が奇跡的に重なることで生まれる絶景であり、嵐のCMによって全国的な知名度を得ました。この現象は、単なる観光的魅力に留まらず、参拝者に「神の光が降り注ぐ」という神秘的な体験を提供し、開運や商売繁昌といったご利益への信仰を一層深める効果があります。この自然現象を神社の神聖性と結びつけることで、人々に感動と畏敬の念を抱かせ、神社は単なる祈りの場を超え、スピリチュアルな体験を提供する場所としての価値を高めています。これは、現代人が求める「パワースポット」としての役割を強化し、信仰と観光が相互に補完し合う関係を築いていることを示しています。

また、「日本一の大注連縄」が象徴する神社の威厳と地域コミュニティの絆も重要な側面です。直径2.6m、長さ11m、重さ3トンという日本一の大注連縄は、その物理的な巨大さだけでなく、毎年1,500人もの奉仕者によって掛け替えられるという伝統によって、神社の威厳と地域コミュニティの強い絆を象徴しています。この共同作業は、単なる維持管理を超え、地域住民の信仰心と連帯感を育む重要な年中行事となっています。大注連縄の掛け替えは、地域住民が一体となって神事を支える「奉仕」の精神を次世代に継承する機会を提供し、現代社会において失われつつある共同体意識を再構築する場として機能しています。

5. 櫛田神社 (福岡市博多区)

1. 概要

櫛田神社は、福岡市博多区に鎮座し、「お櫛田さん」の愛称で地元博多っ子に広く親しまれている博多の総鎮守です。社伝によれば、天平宝字元年(757年)に伊勢松坂の櫛田神社を勧進して創建されたとされ、博多最古の歴史を持つ神社の一つです。御祭神は、大幡主命、天照皇大神、須佐之男命の三柱で、無病息災、商売繁盛、家内安全など、多様なご利益があります。特に「博多祇園山笠」の奉納地として全国的に有名で、一年中飾り山笠が展示されています。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

櫛田神社では、博多の総鎮守として、地域の人々の様々な願いに応じたご祈祷を受け付けています。

主なご祈願の種類は以下の通りです:

厄祓 : 災難よけの神様として、正月から節分にかけての推奨時期はもちろん、年間を通して厄よけ祈願に多数の人が訪れます。

無病息災 : 特に「傘鉾の下を通るとご利益がある」と言われ、病気や怪我を避けたい人におすすめです。

家内安全 : 家族の健康と幸福、家庭の平穏を祈願します。

商売繁盛 : 博多の商人の信仰を集め、事業の繁栄を祈願します。

交通安全祈願(車の清祓) : 車の安全を祈願します。

安産祈願・病気平癒祈願 : 安産や病気の早期回復を祈願します。安産祈願の際には腹帯の清祓いも行われます。

合格祈願・良縁祈願 : 試験の合格や良い縁に恵まれることを祈願します。

初宮詣 : 赤ちゃんの健やかな成長を祈願します。

七五三 : 子供の成長を感謝し、今後の健康を祈願します。 ご祈祷は原則として日の出から日没まで受け付けており、事前に電話での予約が推奨されています。

3. 料金

櫛田神社のご祈祷の初穂料は、種類によって目安が示されています。

個人のご祈願 : 7,000円以上。

初宮詣 : 10,000円以上。

交通安全(車の清祓) : 5,000円。

安産祈願、病気平癒祈願、厄祓、年祝 : 5,000円〜10,000円。

合格祈願、良縁祈願 : 5,000円。

七五三の祈祷料 : 5,000円〜。

地鎮祭、工事安全祈願 : 30,000円。

神前結婚式 : 70,000円。 のし袋には「初穂料」または「神饌料」と記し、祈祷の前に手渡すのが慣例です。

4. 特徴

博多祇園山笠の奉納地 : 櫛田神社は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「博多祇園山笠」が奉納される神社として全国的に有名です。毎年7月1日から15日まで開催され、特に7月15日の「追い山笠の櫛田入り」は祭りの最高潮であり、博多の夏を象徴する行事です。境内には飾り山笠が一年中展示されており、その迫力を間近で見ることができます。

日本一大きな「おたふく面」 : 2月の節分大祭では、日本一大きな「おたふく面」が設置され、知名士による豆まきが行われます。このおたふく面は、福を招き、厄を祓う象徴として親しまれています。

霊泉鶴の井戸 : 本殿地下から湧き出る霊泉「鶴の井戸」は、不老長寿のいのち水として信仰されています。参拝者がこの霊水をいただくことで、健康と長寿のご利益を願います。

夫婦ぎなん(夫婦銀杏) : 境内には、寄り添うように生えた姿から「夫婦ぎなん」と呼ばれるイチョウの御神木があり、夫婦円満や子宝のご利益があるとされています。

博多っ子の氏神様 : 「お櫛田さん」の愛称が示す通り、博多の人々の生活に深く根ざした氏神様であり、地域コミュニティの中心としての役割を長年果たしてきました。

また、お祓いの効果が不十分と思われる際は仙台天光でのお祓い・祈祷・祈願をご検討いただけたらと思います。

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