除霊の仙台天光

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大阪府内で除霊・浄霊 承ります

大阪府での除霊,浄霊ご相談下さい除霊とは、基本的には相談者様の周囲に存在する霊体をその場所から引き離す行為を指します。

当方で除霊と表現する際は霊体だけでなく、物や場所に宿った「念」を取り除くことも含めます。

相談者様の中には「とにかく除霊をしてほしい」というお話がございますが、ただやみくもに表に現れている霊体だけを引き離す行為は対象霊による後からの復讐や背後に存在する表に現れていない神仏問題を更に悪化させる可能性が高いため、必ず霊視鑑定を受けていただいてからの施術を行っております。

当方では基本的に霊体に対しては浄霊を行っており、除霊が有効と判断された場合にのみ除霊を施術しております。

また、生霊については除霊を行いますが、根本原因として飛ばしている相手は生存しており、再度、念を飛ばす可能性が高いため、除霊と併用して相手の念を鎮める縁切り術等の特殊技法を用いて根本的な解決を図っております。

当方ではケースバイケースではありますが、基本的に除霊よりも浄霊を施術しております。

浄霊の場合は対象霊をしかるべき場所へ導く行為となりますので、除霊の時の様に逆襲される様なことなどはありません。

しかし、浄霊は高度な技法であり、それが施術できるのは(1)能力者自体が霊体を霊界へ導ける能力(2)霊体を霊界へと導く事を専門とする神の使いにお願いをできる能力者(3)霊界へと導く事のできる神々へお願いができる能力者、そのいづれかを持っていなければなりません。

当方で行う浄霊は、状態の悪い霊体の場合は霊力と神力を用いて状態を整え、成仏しやすい状況を作った上で浄霊を施術しております。あまりにも状態が悪い場合は強制的に霊界へと送る場合もあります。

除霊・浄霊や祈祷などを行う際に、施術前に神仏の最後の抵抗がある場合があります。

施術当日に体調を崩す事や、施術を受けたくない気持ちにさせられたり、場合によっては天候・交通渋滞に巻き込まれる。迷子になる等、その現れ方は様々です。

特に憑依体質改善術にて、いまだに霊体が魂の中に存在する場合では家族の人を騙したり、大暴れしたり、逃走したりする事も多く、ご相談者様だけでなく周囲のご家族の方も心を強く持ち協力する事が肝要となります。

施術後ですが、怪奇現象などの判りやすいものは現象自体は直ぐに消失します。

憑依体質改善術の場合は直ぐに改善する方もおられますが、魂の中の霊体を取り除いた後もしばらくは残像の様なものが残り憑依時と同様な感覚に襲われる事もあります。しかし、時間経過と共にそういった感覚も消失していきますので、当方より指示される事柄を守って焦らずに生活していただけたらと思います。

霊感体質改善術の場合も完全なる改善までは1-2年の期間が必要となりますのでご留意ください。

大阪府でのお祓い(おはらい)

お祓いは、古くから日本で行われてきた伝統的な儀式です。神道の考え方では、目に見えない穢れ(けがれ)が様々な不幸の原因になると考えられています。お祓いは、そういった穢れを祓い清め、心身を浄化することで、幸運を呼び込み、災厄を避けるための儀式です。

大阪府には、お祓いを受けられる神社仏閣が数多くあります。以下に、その中からいくつかをご紹介します。

大阪府でお祓いを実施している神社

以下に、本稿でご紹介する大阪府内の人気お祓い主要神社の概要を一覧表にまとめました。詳細な情報につきましては、各神社の個別解説をご参照ください。

神社名 主なご利益・特徴 (お祓い関連) 代表的なお祓い・祈祷 初穂料(目安) アクセス(最寄り駅)
住吉大社 「祓を司る神」、厄除、パワースポット 厄除祈祷、家内安全 5,000円~ 南海本線「住吉大社駅」
大阪天満宮 学問・厄除の神、天神祭 厄除祈祷、学業成就 8,000円~ Osaka Metro「南森町駅」
石切劔箭神社 でんぼの神様、お百度参り 病気平癒、厄除祈祷 3,500円~ (期間による) 近鉄けいはんな線「新石切駅」
坐摩神社 住居守護、丁寧な祈祷 厄除祈祷、家内安全 5,000円~ Osaka Metro「本町駅」
堀越神社 一生に一度の願い、ひと夢祈願 ひと夢祈願、厄除祈祷 5,000円~ (お志し) JR「天王寺駅」

1. 住吉大社 (すみよしたいしゃ)

概要

大阪市住吉区に鎮座する住吉大社は、全国に約2300社存在する住吉神社の総本社であり、その創建は1800年以上前に遡る、日本を代表する古社の一つです。地元の人々からは「すみよっさん」という親しみを込めた愛称で呼ばれ、特に正月三が日には毎年200万人を超える参拝者が訪れることからも、その信仰の篤さがうかがえます。主祭神として祀られるのは、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神と、神功皇后(じんぐうこうごう)です。

これらの神々は古くから航海安全や産業の発展を守護し、そして「祓(はらえ)」を司る神として深く崇敬されてきました。とりわけ、日本神話において伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が禊祓(みそぎはらえ)を行った際に化生したとされる住吉大神は、神道における浄化儀礼である「祓」の根源に深く関わる極めて重要な神格であり、お祓いを求める人々にとって、住吉大社は特別な意味を持つ聖地と言えるでしょう。この「祓を司る神」としての性格が、厄除けをはじめとする様々なお祓いを求める参拝者を引き寄せる大きな理由の一つとなっています。

お祓い・祈祷の種類

住吉大社では、参拝者の多岐にわたる願いに応じたご祈祷が執り行われています。中でも、厄年を迎えた人々が受ける「厄除祈祷」は特に広く知られており、この祈祷では神職による丁寧なお祓いと祝詞(のりと)の奏上が行われ、その後、厄除けの御神札(ごしんさつ)と御守(おまもり)が授与されます。これらを自宅の神棚に祀ったり、身につけたりすることで、神々のご加護を願います。その他にも、家内安全、開運招福、身体健全、心願成就、病気平癒、お清めのお祓いである清祓(きよはらい)、初誕生の奉告、神恩感謝(御礼参り)、良縁祈願、試験合格、学業成就、旅行安全、方災除けの方違(かたたがえ)、海上安全、大漁豊漁、そして古くなった神棚や人形を納めるためのお祓いなど、個々人の具体的な願い事に対応したご祈祷が可能です。さらに、安産祈願、初宮参り、七五三詣、成人奉告祭、そして交通安全(車のお祓い)といった、人生の重要な節目や日々の安全に関わるご祈祷も篤く行われております。

料金

住吉大社におけるご祈祷の初穂料は、その種類や内容によって定められています。個人の厄除祈祷については、一体につき5,000円が標準的な初穂料とされています。家内安全や身体健全といった一般的な多くのご祈祷も、同様に5,000円からとなっています。

一方で、安産祈願、初宮参り、七五三詣、商売繁昌のご祈祷は10,000円から、交通安全のための車のお祓いは一台につき7,000円が目安となります。これらはあくまで一般的な区分であり、特別な内容のご祈祷や団体でのご祈祷を希望する場合は、事前に神社へ詳細を確認することが推奨されます。

特徴 (Features)

住吉大社の魅力は、その壮麗な歴史的建造物群(特に「住吉造」として知られる本殿四棟は国宝に指定されています)に留まりません。境内全体が強力な神域、いわゆる「パワースポット」として認識されており、多くの参拝者が精神的な力を求めて訪れます。中でも特に有名なのが、末社である大歳社(おおとししゃ)の境内にある「おもかる石」です。この石を持ち上げた際の感覚で願いが叶うかどうかを占うというもので、多くの人々が列を作ります。

また、第一本宮近くで授与される「五大力(ごだいりき)」と書かれた小石を集める信仰も独特です。体力・智力・財力・福力・寿力の五つの力を授かるとされ、熱心に探し求める参拝者の姿が見られます。これらは住吉大社ならではの体験であり、お祓いを受けて心身を清めた後に、こうした場でさらなる精神的な充足や具体的なご利益を求めるという、伝統的な儀礼と現代的な「パワースポット」巡りが融合した信仰の形が見て取れます。

さらに、毎月最初の辰の日に行われる「初辰まいり」は商売発達や家内安全を願う人々で特に賑わいを見せ、篤い信仰が寄せられています。アクセス面では、南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩約3分、阪堺電気軌道阪堺線「住吉鳥居前駅」からは目の前と、非常に至便な立地にあります。

2. 大阪天満宮 (おおさかてんまんぐう)

概要

大阪市北区、天神橋筋商店街に隣接して鎮座する大阪天満宮は、学問の神様として全国的に広く知られる菅原道真(すがわらのみちざね)公をお祀りする、1000年以上の長きにわたる歴史を持つ由緒正しい神社です。

地元の人々からは「天満の天神さん」という親しみを込めた愛称で呼ばれており 、その信仰の深さを物語っています。毎年7月24日・25日には、日本三大祭りの一つに数えられる「天神祭」が盛大に斎行され、陸渡御(りくとぎょ)や船渡御(ふなとぎょ)、奉納花火などが大阪の街を彩り、国内外から多くの観光客や参拝者で賑わいます。菅原道真公は、その優れた学識から学問の神として崇敬される一方で、無実の罪で左遷された後に雷神と結びつけられた伝説などから、そのご神威によって厄を祓い清める力を持つとも信じられてきました。このため、学業成就の祈願者だけでなく、厄除けのご祈祷を求める参拝者も後を絶ちません。

お祓い・祈祷の種類

大阪天満宮では、主祭神である菅原道真公のご神徳にちなみ、学業成就や試験合格の祈願が特に有名ですが、厄除けのご祈祷も非常に重視されています。

毎年、立春の前日である節分の時期には「節分祭」が催され、多くの参拝者が訪れて厄除けのお祓いを受け、福豆や恵方巻の無料配布(年により実施内容は異なる)なども行われます。これら以外にも、赤ちゃんの無事な誕生と健やかな成長を願う初宮詣、日々の交通安全、子供たちの成長を祝う七五三詣、事業の繁栄を祈る商売繁昌、母子の健康と安らかな出産を願う安産祈願、新しい車や日頃使用する自動車の安全を祈る自動車清祓、さらにはお子様の命名(撰名)に関するご相談とご祈祷など、個人の人生儀礼や日々の願い事から、法人・団体の事業発展や安全祈願に至るまで、多岐にわたるご祈祷を受け付けています。

料金

大阪天満宮でご祈祷を受ける際の初穂料は、個人の場合、一件につき8,000円からとなっています。

初宮詣、七五三詣、自動車清祓、安産祈願といった特定の人生儀礼に関するご祈祷については、10,000円からが目安とされています。企業や団体など、法人格でのご祈祷は30,000円からとなり、こちらは事前の予約が必要です。ご祈祷の受付からお祓い、祝詞奏上、授与品の拝受までを含めた所要時間は、通常であれば1時間前後とされていますが、祭事の期間中や土日祝日など混雑時には待ち時間が発生することもあります。

特徴

大阪天満宮の最も際立った特徴は、やはり日本三大祭りの一つに数えられる「天神祭」の斎行です。この祭りは、大阪の夏の風物詩として全国的にその名を知られ、千年以上の伝統を誇る壮大な都市祭礼です。この祭りの期間中は、境内だけでなく周辺地域全体が特別な活気と神聖な雰囲気に包まれます。

このような大規模で由緒ある祭事を斎行する神社の持つ霊的な力は、厄除けをはじめとする諸祈願においても、参拝者に大きな期待感と安心感を与える要因となっていると考えられます。

また、菅原道真公が生前こよなく愛したとされる梅にちなみ、境内には多くの梅の木が植えられており、早春には「梅祭」も開催されます。美しい梅花が咲き誇る中、道真公のご神徳を偲び、心を落ち着けて参拝することができます。学問の神様としての性格から、特に受験シーズンには全国から多くの学生やその家族が合格祈願に訪れ、厄除けと学業成就を同時に願うことができるのも、この神社ならではの大きな特色と言えるでしょう。

3. 石切劔箭神社 (いしきりつるぎやじんじゃ)

概要

東大阪市東石切町、生駒山の麓に鎮座する石切劔箭神社は、地元の人々や全国の崇敬者から「いしきりさん」または、特に腫れ物や癌などのできものに対するご利益から「でんぼ(大阪弁で腫れ物の意)の神様」として篤い信仰を集めています。

御祭神は、物部氏の祖神ともされる饒速日尊(にぎはやひのみこと)とその御子である可美真手命(うましまでのみこと)です。社号の「石切劔箭」が示す通り、その御神威は強固な岩をも切り裂き、鋭い矢が的を射抜くように貫き通すほど偉大であると古来より伝えられています。この「切り裂き、貫く」という力強いイメージは、病根や厄災を断ち切り、諸々の障害を打ち破るという信仰へと繋がり、特に病気平癒や厄除けを願う人々が絶え間なく訪れる理由となっています。現代においても、特に難病治癒を願う参拝者の姿が多く見受けられます。

お祓い・祈祷の種類

石切劔箭神社では、その名高い「でんぼの神様」としてのご神徳から、病気平癒や癌封じの祈願がご祈祷の中心的な位置を占めていますが、厄除けのご祈祷もまた重要なものとして執り行われています。

ご神体として剣と矢が祀られていることからも象徴されるように、あらゆる厄災を鋭く断ち切り、祓い清めるご利益があるとされています。ご祈祷の形式としては、1週間から数週間にわたる短期の祈祷、さらには6ヶ月間や1ヶ年間といった長期にわたって毎朝毎夕ご祈祷を継続する特別祈祷も用意されており、篤い願いを持つ参拝者のニーズに応えています。その他にも、赤ちゃんの健やかな成長を願う初宮詣、子供たちの成長の節目を祝う七五三詣、家内安全、商売繁盛、良縁拝授、学業成就、交通安全など、人生の様々な場面における多岐にわたる願意に応じた御祈祷が可能です。

そして、石切劔箭神社を語る上で欠かせないのが、全国的にも有名な「お百度参り」です。本殿と参道入口近くの百度石との間を百度往復し、一心に祈りを捧げるこの参拝方法は、自己の願いを神様に届けるための積極的な行いとして、多くの人々によって実践されています。

料金

石切劔箭神社における御祈祷の初穂料は、祈祷の期間や種類によって細かく設定されています。

一般的な個人の御祈祷では、1週間の祈祷で3,500円、2週間の祈祷で7,000円、3週間の祈祷で10,500円、そして4週間の祈祷(約1ヶ月間)で14,000円となっています。より長期間にわたる篤い祈願を希望する方向けの長期祈祷では、6ヶ月間の継続祈祷で60,000円、1ヶ年間の継続祈祷では120,000円が初穂料の目安です。

人生儀礼に関するご祈祷としては、初宮詣が5,000円または10,000円(お供え物の内容により異なり、参拝者のお気持ちで選択可能)、七五三詣は子供一人につき5,000円です。

特徴

石切劔箭神社の最も際立った特徴であり、その信仰の篤さを象徴するのが、やはり「お百度参り」です。昼夜を問わず、老若男女多くの参拝者が、本殿と百度石の間を裸足で、あるいは静かに数を数えながら一心に往復し、それぞれの切なる願いを神に届けようとする姿は、見る者に深い感銘を与えます。

この光景は、いしきりさんならではの信仰の風景と言えるでしょう。また、「でんぼの神様」「ガン封じの神様」としての名声は全国的にも絶大で、医療が発達した現代においても、病気平癒、特に癌などの難病からの回復を願う人々が、最後の拠り所として全国各地から訪れます。

神社周辺には、東の入口から神社へと続く参道商店街が形成されており、漢方薬や薬草、健康食品、縁起物などを扱う店が軒を連ね、門前町として独特の賑わいと雰囲気を見せています。

4. 坐摩神社 (いかすりじんじゃ)

概要

大阪市中央区久太郎町、高層ビルが立ち並ぶオフィス街の一角に静かに鎮座する坐摩神社は、その正式な読みを「いかすりじんじゃ」としますが、地元の人々からは古くから「ざまじんじゃ」または親しみを込めて「ざまさん」と呼ばれています。

御祭神は、生井神(いくいのかみ)、福井神(さくいのかみ)、綱長井神(つながいのかみ)、阿須波神(あすはのかみ)、波比岐神(はひきのかみ)という五柱の神々であり、これらを総称して坐摩大神(いかすりのおおかみ)と申し上げます。

これらの神々は、居住地を守護する神々、井戸の神々などと解釈され、総じて土地や居住空間、生活基盤を守る広範な神徳を持つとされています。その歴史は非常に古く、神武天皇が即位された際に宮中に奉斎されたのが始まりとも伝えられるほどの由緒ある古社です。伝統的に住居守護、旅行安全、そして安産守護の神として篤い信仰を集めており 、地域社会の安寧を見守る神様として、厄除けのご祈祷も行っています。

お祓い・祈祷の種類

坐摩神社では、その広範な御神徳に基づき、生活全般に関わる多岐にわたるご祈祷を執り行っています。

具体的には、家内安全、商売繁盛、厄除祈願、安産祈願、初宮詣、七五三詣、交通安全(車のお祓いを含む)、受験や資格試験の合格祈願、病気平癒、旅行中の安全を願う旅行安全、建築工事の無事を祈る工事安全などが挙げられます。

坐摩神社のご祈祷は、一件一件、一組ずつに対して神職が丁寧に対応し、心を込めて奉仕していただける点が、地元の人々をはじめとする多くの参拝者から篤い信仰と信頼を集める大きな理由の一つとなっています。

料金

坐摩神社におけるご祈祷の初穂料は、個人の場合、一件につき5,000円からとなっています。企業や団体など、複数名でのご祈祷(おおむね20名まで)を希望する場合は、10,000円からが目安とされています。これらは基本的な料金であり、特別な内容のご祈祷や、より大人数での団体祈祷などについては、事前に神社へ直接問い合わせ、詳細を確認することが推奨されます。

特徴

坐摩神社は、大阪のビジネス中心街である本町に位置しながらも、一歩境内に入ると都会の喧騒を忘れさせるような、静かで落ち着いた清浄な雰囲気を保っています。そのため、近隣で働く人々や買い物客などが、日々の生活の合間に気軽に立ち寄り、心静かに参拝する姿が多く見られます。

「いかすり」という独特の社名は、「居所知」(いかしり)、すなわち居住地を司るという意味から転じたものとも言われ、古来より土地や住まいを守護する神様としての性格が非常に強いとされています。このため、転居や新築、改築の際のお祓いや家屋敷の清め、土地の平安を願う地鎮祭などにも特にご利益があると信じられています。また、境内には摂社として陶器神社(火防陶器神社)が祀られており、陶器業界や焼き物を扱う人々からの信仰も篤く、毎年陶器祭も催されています。

5. 堀越神社 (ほりこしじんじゃ - Horikoshi Jinja)

概要

大阪市天王寺区、四天王寺の西側に隣接する形で鎮座する堀越神社は、飛鳥時代、推古天皇の御代に聖徳太子によって四天王寺の鎮守七宮の一つとして創建されたと伝えられる、大変由緒ある古社です。

御祭神は、第32代天皇である崇峻天皇(すしゅんてんのう)をお祀りしています。この神社は、古くから「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」という篤い信仰があり、この特別な祈願である「ひと夢祈願」を受けるために、日本全国はもとより、時には海外からも人々が訪れることで知られています。また、特に男性の数え年四十二歳の厄年(大厄)には、東向きの神社にお参りすると厄除けのご利益があるとの古くからの言い伝えがあり、堀越神社もその一つとして、厄除祈願の参拝者が多く訪れることでも有名です。

お祓い・祈祷の種類

堀越神社の名を全国に知らしめているのが、何といっても「ひと夢祈願」です。これは、参拝者が自身の「一生に一度の願い」を一つだけ選び、それを専用の短冊に記して御守袋に納め、神職によるご祈祷を受けるという、非常に個人的で焦点の定まった祈願方法です。この御守袋は、願いが成就するその日まで肌身離さず大切に持つことが推奨されています。この「ひと夢祈願」の持つ特別感と、一つの願いに集中するという行為が、参拝者の祈りの強度を高め、神様への真摯な思いを伝える上で大きな意味を持つと考えられます。この特別な祈願の他にも、一般的な厄除けのご祈祷、赤ちゃんの無事な誕生と成長を感謝し祈念するお宮参り、子供たちの健やかな成長を祝う七五三のご祈祷なども受け付けています。特に前述の通り、男性の42歳の厄年には、多くの方が厄除けのご祈祷に訪れます。

料金

堀越神社におけるご祈祷の初穂料は、その種類によって異なります。「ひと夢祈願」の初穂料は、一件につき5,000円からお志し、とされています。これは、定額ではなく、参拝者の感謝の気持ちを表す金額を納める形です。お宮参りの初穂料は10,000円からお志しとなっています。

七五三のご祈祷は、子供一人につき10,000円からお志し、兄弟姉妹で同時に受ける場合は二人で15,000円からお志しとなっています。その他の厄除け祈祷や一般的なご祈祷の料金については、事前に神社へ直接電話などで問い合わせて確認するのが最も確実です。

特徴

堀越神社の最大の特徴であり、その信仰の中核を成すのは、やはり「一生に一度の願いを叶えてくれる」と信じられている「ひと夢祈願」の存在です。この特別な祈願は、人生の大きな岐路に立った時や、どうしても叶えたい切実な願いがある人々にとって、最後の希望の光とも言えるかもしれません。

この祈願を受けるためには、多くの場合、事前の予約が必要となるため、参拝を計画する際には必ず神社へ確認することが推奨されます。境内は、大阪の都心部にありながらも、一歩足を踏み入れると都会の喧騒を忘れさせるような、静かで厳かな雰囲気に包まれています。この清浄な空間は、参拝者が心を落ち着けて自らの願いと向き合い、真摯に祈願に臨むための理想的な環境を提供しています。また、境内には樹齢数百年ともいわれるご神木(楠)があり、その力強い生命力からパワースポットとしても人気を集めています。

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