除霊の仙台天光

他所で解決できなかった事例もお気軽にご相談下さい
TEL. 022-352-9956
受付時間 平日 AM10:00~PM17:00

東京都内で除霊・浄霊 承ります

東京都での除霊,浄霊ご相談下さい当方では除霊・浄霊や各種祈祷の前に必ず霊視鑑定を受けていただいております。

霊体に遭遇等した恐怖で「直ぐにでも除霊をしてほしい」というご相談を受けますが、背後の詳細な神仏問題を解明せずに、表に出ている霊体だけを追い払う行為は更なる神仏の怒りを買い逆襲されてしまうケースも少なくありません。

除霊については霊体を対象者から引き離す行為であり、それが有効なケースも確かに存在はしますが、それは霊視鑑定にて背後にある神仏問題の有無を確認してから行います。なんらかの理由により、別の神仏が相談者に霊体を意図的に見せている可能性も存在します。

唯一、除霊という行為が先ず有効となるのは生霊でありますが、念を飛ばしている本人がこの世に存在する限り、再度、生霊を飛ばしてくる可能性は大きいです。当方では、相談者と生霊を飛ばしている人物との関連性を下げ、相手の念そのものを鎮める術として「縁切り術」を併用し、根本的な解決を図る様に心がけております。

次に浄霊について説明を記載させていただきます。まず、当方では基本的に除霊よりも浄霊を用います。

除霊は対象霊を引き離す施術のため、それが有効な場合もありますが対象霊は現世に留まり続けてしまいます。それに対して浄霊は霊体を霊界と呼ばれるしかるべき場所へと導きます。

浄霊は高度な施術であり、それが可能なのは自身が霊界まで導ける能力を持っている、もしくはそれを司る神・神の使いにお願いをできる能力を持っている能力者のみとなります。

浄霊については対象霊は現世に残りませんので逆襲などのケースもありません。当方で浄霊を施す場合では、まず神力を用いて霊体を元の良い状態まで戻し、現世に念が残らない様な状況としてから霊界へと導きます。ただし、相手の霊体の状態が凄まじく悪く意思疎通が不可能な場合は神力を用いて強制的に霊界へと送る場合もあります。

除霊・浄霊・祈祷前には、対象となっている神仏からの最後の抵抗を受ける可能性があります。

急な体調悪化や環境変化、場合によっては渋滞などの交通妨害まで引き起こされたりもします。特に憑依のご相談での浄霊などの場合は憑依されている霊体が嘘をついたり、大暴れしたりして当方へ来る事を必死に阻止しようとしてくる事があります。

相談者様だけでなく、ご家族などのご協力が必要なケースもあり、皆が心を強く持たれる事が肝要となります。

除霊・浄霊・祈祷後の変化に個人差はあり、怪奇現象などはすぐに現象自体が消失するのでわかりやすいケースとなります。

憑依の場合は浄霊を行った後も魂の中に残像の様なものが残る方もいらっしゃいますので、当方の指示に従い慌てずに体質改善を進めていくことが肝要となります。2-3年をかけて特殊技法により憑依体質自体を確実に改善致します。

霊感体質の場合も同じで、施術後にすぐに見えなくなる・聞こえなくなる・感じなくなるという事は稀で、通常は1-2年かけて特殊技法を用いて霊感自体を落としていきます。

東京都でのお祓い(おはらい)

お祓い(おはらい)とは、神道の儀式の一つで、人々が穢れを持っているとされる場合、その穢れを祓い清めることを指します。穢れとは、病気や災難の原因となるもので、これを祓うことで福祉を得るとされています。特に東京都では、多くの神社でお祓いが行われ、それぞれに特色があります。

また、お祓いの効果が不十分と思われる際は仙台天光でのお祓い・祈祷・祈願をご検討いただけたらと思います。

個人のためのお祓い・ご祈祷(個人の御祈祷)

お祓いが日本の生活のあらゆる側面にいかに深く組み込まれているかを示すため、その多様な機会を体系的に分類します。

A. 個人のためのお祓い・ご祈祷(個人の御祈祷)

人生儀礼: 人生の神聖な通過点を印す儀式。

誕生と幼少期: 安産祈願、初宮詣(お宮参り)、初誕生祭。

子供の成長: 3歳、5歳、7歳を祝う七五三詣。

成人期: 成人式、結婚式。

厄年: 災厄が多いとされる特定の年齢(厄年)における厄除け・厄祓い。

長寿の祝い: 還暦(61歳)、喜寿(77歳)、米寿(88歳)など、特定の長寿を祝う賀寿(年齢は数え年)。

特定の祈願: 日常生活の様々な願い事に対応する儀式。

安全祈願: 家内安全、交通安全、渡航安全。

成功祈願: 商売繁盛、学業成就・合格祈願。

健康祈願: 病気平癒、無病息災。

個人的な願い: 良縁祈願、心願成就。

物や場所の浄化:

乗り物: 新車のお祓い。

建物: 建築前の地鎮祭、新築・中古住宅入居時の家祓い、事務所の清祓いなど。

B. 大祓(おおはらえ):共同体の「リセット」

目的: 個人のお祓いとは異なり、大祓は国家や地域社会全体が半年間に溜め込んだ集合的な穢れを祓い清めるための、大規模な公的儀式です。

時期: 年に二回、定例日に行われます。

6月30日:夏越の祓(なごしのはらえ)。 年の前半の罪穢れを祓い、疫病が流行しやすい夏を無事に乗り越えられるよう祈願します。

12月31日:年越の祓(としこしのはらえ)。 年の後半の罪穢れを祓い、清らかな心身で新年を迎えるために行われます。

特徴的な儀礼:

人形(ひとがた): 参列者は、人の形に切った紙に自身の名前と年齢を書き、その人形で体を撫で、息を三度吹きかけます。これにより、個人の罪穢れが象徴的に人形へ移されます。集められた人形は、川や海に流されたり、火で焚き上げられたりすることで、穢れと共に浄化されます。

茅の輪くぐり(ちのわくぐり): 主に夏越の祓で行われます。茅(ちがや)で編まれた大きな輪が境内に設置され、参列者は特定の作法(多くは八の字を描くように三度)でこの輪をくぐり抜けることで、疫病や災厄から逃れられるとされています。

VI. 結論:現代生活におけるお祓いの今日的意義

数千年の歴史を持つお祓いの儀式が、なぜ現代の日本社会においてもなお深く根付き、多くの人々に実践され続けているのでしょうか。その理由は、この儀式が持つ普遍的な機能性にあります。

第一に、お祓いは 心理的・精神的な「リセット」機能 を提供します。ストレスの多い現代社会において、過去の失敗や不運、心のわだかまりを儀式という具体的な形で手放し、清々しい気持ちで再出発する機会は非常に価値があります。これは、人生の節目を意識し、新たな段階へと進むための強力な心理的サポートとなります。

第二に、お祓いは 不安の軽減と希望の醸成 に寄与します。将来への不安や病気への恐れ、人間関係の悩みといった目に見えないストレスを、人形に託して流したり、神職によって儀式的に祓ってもらったりすることで、参加者は心の重荷が軽くなる感覚を得ることができます。儀式は、人生の不確実性に対して、自らが何か働きかけることができるという主体性の感覚を与え、未来への希望を育むのです。

最後に、お祓い、特に大祓のような共同体儀礼への参加は、 文化遺産や地域社会との繋がりを再確認する 機会となります。家族や地域の人々と共に儀式に参加する経験は、個人のアイデンティティを強め、社会的な連帯感を育む重要な役割を果たしています。

このように、お祓いは単なる迷信や古めかしい慣習ではなく、人間の普遍的な心のニーズに応える、洗練された文化的実践です。それは、変化し続ける社会の中で、人々が精神的な調和を保ち、希望を持って生きていくための、時代を超えた知恵であり続けているのです。

東京都でお祓いを行っている神社

明治神宮(東京都渋谷区)

1. 概要

明治神宮は、日本の近代化を推し進められた明治天皇と、その皇后である昭憲皇太后を御祭神としてお祀りしている神社です。明治天皇が明治45年(1912年)に、昭憲皇太后が大正3年(1914年)に崩御された後、御神霊を永遠に敬い慕いたいという国民からの熱い願いが実を結び、両御祭神とゆかりの深いこの代々木の地に、大正9年(1920年)11月1日に創建されました 。この創建の背景には、単に歴史上の偉人を祀るというだけでなく、国家の精神的な拠り所となる聖域を首都東京の中心に築こうという、国民全体の強い意志と共感がうかがえます。

約70万平方メートルにも及ぶ広大な鎮守の杜は、創建にあたって全国各地から献木されたおよそ10万本もの木々を丹念に植栽し、「永遠の杜」を目指して造成された人工林です 。この壮大な森は、神域の荘厳さを高めるだけでなく、急速な近代化と都市化が進む東京において、自然と調和し、精神的な安らぎを提供する空間を意図的に創り出すという、先見性に富んだ計画の成果と言えます。都心にありながら豊かな緑に包まれ、静寂を保つこの場所は、多くの人々にとって心のオアシスであり、現代の都市計画においても、自然環境と精神文化の融合がいかに重要であるかを示す貴重な実例となっています。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

明治神宮では、日々の生活の安泰と家族の無事を願う家内安全や、身に降りかかる様々な災厄を祓い清める厄祓いをはじめとして、学業成就を願う受験生の合格祈願、お子様の健やかな成長を神前に報告し感謝する初宮詣や七五三詣など、個人の人生儀礼や願い事に応じた多様なご祈願を、神楽殿にて毎日執り行っています 。これらのご祈願は、人生の節目節目における精神的な支えとなり、多くの参拝者に心の平安をもたらしています。

また、個人の祈願に留まらず、企業や各種団体の事業の繁栄と発展を祈念する社運隆昌や商売繁昌といった法人向けのご祈願も随時受け付けています 。これにより、明治神宮は個人の信仰生活のみならず、社会全体の安寧と発展にも寄与する、包括的な精神的サポートの場としての役割を担っていることがわかります。

3. 料金

明治神宮でのご祈祷に際してお納めする初穂料は、一般的に5,000円からとなっており、その他にも10,000円、30,000円といった段階が設けられています。お納めになる初穂料の金額によって、授与されるお神札の大きさや、場合によっては祈願の内容や授与品に違いがあることも。

特に、お子様の誕生を祝い健やかな成長を祈る初宮詣のご祈祷では、初穂料10,000円をお納めいただくことで、ご祈願神符や撤下神饌(おさがりもの)と共に、明治神宮特製のお喰い初め膳が授与されるという、心遣いのこもった対応がなされています。このような特別な配慮は、人生の重要な儀礼をより記憶深く、意義あるものにしたいと願う参拝者の心に寄り添うものです。

4. 特徴

明治神宮の最も顕著な特徴は、毎年の初詣において日本一の参拝者数を記録する、その圧倒的な人気と知名度です。

都心の一等地にありながら、約70万平方メートルもの広大な境内は深い緑に包まれ、都会の喧騒を忘れさせる静謐な雰囲気から「都会のオアシス」として多くの人々に愛されています。

境内には象徴的な建造物も多く、南参道と北参道が交わる地点に立つ木造の「大鳥居(第二鳥居)」は、高さ12メートル、笠木の長さ17メートルを誇り、木製の明神鳥居としては日本一の大きさとされています。また、国の重要文化財に指定されている荘厳な「本殿」、全国の酒造家から奉納された日本酒の樽と、明治天皇が愛飲されたとされるワインにちなみフランスの醸造元から献上されたワイン樽が並ぶ「奉献酒樽」の風景、そして縁結びや夫婦円満の象徴として親しまれる御神木「夫婦楠(めおとくす)」など、見どころが尽きません。

さらに、明治天皇や昭憲皇太后ゆかりの御物を保存展示する「明治神宮ミュージアム」や、四季折々の花菖蒲などが美しい「明治神宮御苑」もあり、参拝だけでなく日本の文化や歴史、そして豊かな自然に触れることができる総合的な魅力を持っています。これら多様な要素が複合的に作用し、信仰の対象としてだけでなく、文化施設、自然公園としての側面も併せ持つことで、国内外の幅広い層の訪問者に対応できる懐の深さが、その絶大な人気の基盤となっています。

日枝神社(東京都千代田区)

1. 概要

日枝神社は、東京都千代田区永田町、日本の政治の中心地に鎮座する古社です。その歴史は鎌倉時代初期に遡り、武蔵国荏原郡江戸郷の領主であった江戸氏が、自らの館に山王宮(日吉神社の分霊)をお祀りしたのが起源とされています。その後、室町時代の文明10年(1478年)に、江戸城を築城した太田道灌公が、鎮護のために川越の無量寿寺(現在の喜多院)の鎮守であった山王社を城内に改めて勧請しました。

江戸時代に入り、天正18年(1590年)に徳川家康公が江戸を本拠地と定めた際、日枝神社は「徳川家の守り神(城内鎮守)」そして「江戸の産神(総氏神)」として篤く崇敬されました。江戸城の拡張に伴い、半蔵門外の隼町(現在の国立劇場の地)を経て、万治2年(1659年)に現在の永田町(古くは星ヶ岡と呼ばれた景勝地)に遷座し、以来この地で江戸の街を見守り続けています。明治維新後、江戸城が皇居となったことにより、日枝神社は皇居の裏鬼門を守護する「皇城の鎮(こうじょうのしずめ)」として、その重要性を一層高めました。

このように、日本の歴史における権力の中心地の変遷と共にその役割を果たしてきた経緯は、日枝神社が国家鎮護や立身出世といったご利益で信仰される背景の一つと言えるでしょう。

ご祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)です。この神様は「咋」が「主」を意味することから、大きな山の主であると共に広く地主神として崇められ、山や水を司り、大地を支配して万物の成長発展や産業全般の生成化育を守護する広大無辺なご神徳を持つとされています 。相殿には、国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)もお祀りされています。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

日枝神社では、個人の人生における様々な願い事や節目に対応したご祈祷を執り行っています。具体的には、災厄を祓い除く厄除祈願、母子の健康と安らかな出産を願う安産祈願、良きご縁を求める縁結び祈願、お子様の誕生を感謝し健やかな成長を祈るお宮参りや七五三詣、家族の平穏無事を願う家内安全、病からの回復を祈る病気平癒、試験の成功を目指す合格祈願、日々の移動の安全を願う交通安全などが挙げられます。

法人や団体向けにも、会社の事業の発展と隆盛を祈る社運隆昌、商売の繁盛を願う商売繁昌、建設工事などの無事安全な遂行を祈る工事安全、従業員の健康を願う社員健康祈願といったご祈祷も受け付けており、幅広い層の信仰に応えています。

3. 料金

日枝神社で個人の方がご祈祷をお受けになる際の初穂料は、令和7年(2025年)4月1日より、10,000円からとなっています。この金額から、ご自身の願い事や状況に応じてお納めいただくことになります。

法人や団体としてご祈祷を申し込まれる場合の初穂料も、同じく令和7年(2025年)4月1日より改定され、30,000円からとなっています。初穂料の改定は、神社の維持管理や祭儀の執行に必要な経費の変動、あるいは提供されるご祈祷の価値を反映するものであると考えられます。特定の祈願内容に関する詳細な初穂料や、その他のご不明な点については、日枝神社の公式ウェブサイトでご確認いただくか、社務所に直接お問い合わせいただくのが確実です。

4. 特徴

日枝神社の際立った特徴の一つとして、赤坂側の表参道(山王男坂)に隣接して設けられた上り専用のエスカレーターが挙げられます。これは都心の神社ならではの現代的な設備であり、高台に位置する社殿への参拝を、ご年配の方やお子様連れ、お体の不自由な方々にとっても容易にするための配慮です。この利便性が、多くの参拝者を惹きつける一因となっています。

また、境内には「神猿(まさる)」と呼ばれる猿の像が数多く見られます。猿は古来より神様の使いとされ、日枝神社の神猿像は特に「魔が去る」「何事にも勝る(まさる)」という語呂合わせから大変縁起が良いとされています。可愛らしい猿をモチーフにした「まさる守」や「こざる守」といったお守りは特に人気が高く、これらには縁結びや安産、子授けのご利益もあると言われています。

文化財に触れる機会も提供されており、境内にある「宝物殿ギャラリー」では、日枝神社が所蔵する国宝や重要文化財に指定された刀剣類などが展示されており、歴史的価値の高い品々を間近に見ることができます。

東京大神宮(東京都千代田区)

1. 概要

東京大神宮は、東京都千代田区富士見に鎮座し、「東京のお伊勢さま」として広く国民から親しまれている神社です。その創建は明治13年(1880年)に遡り、当時の庶民にとって伊勢神宮への参拝が容易ではなかったことから、東京にいながらにして伊勢の神々に遥拝できるようにと、伊勢神宮の遥拝殿として日比谷の地に創建されました(当時は日比谷大神宮と称されました)。その後、関東大震災を経て昭和3年(1928年)に現在の飯田橋の地に移転し、今日に至ります 。

ご祭神は、伊勢神宮の内宮(皇大神宮)にお祀りされている皇室の御祖神であり日本の総氏神とされる「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」と、外宮(豊受大神宮)にお祀りされている農業、諸産業、衣食住の守護神である「豊受大神(とようけのおおかみ)」です。

さらに、天地万物の生成化育(むすび)を司る「造化の三神(ぞうかのさんしん)」(天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神)と、天照皇大神の御杖代(みつえしろ)として伊勢に皇大神宮ご鎮座の礎を築かれた倭比賣命(やまとひめのみこと)も併せてお祀りしています。これらの神々をお祀りすることから、縁結びにご利益のある神社として特に名高いです。

特筆すべきは、東京大神宮が現在広く行われている「神前結婚式」を日本で初めて創始した神社であるという点です。明治33年(1900年)、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)のご婚儀が宮中三殿で行われたことを記念し、一般の人々にも神前での結婚式を挙げられるようにと、新たな儀式を創設しました。この革新的な取り組みが、東京大神宮を縁結びの象徴的な場所として不動のものとしました。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

東京大神宮は縁結びの神様として絶大な人気を誇りますが、お祓いやご祈祷の種類はそれだけに留まりません。最も有名な良縁祈願はもちろんのこと、災厄を祓い清め幸運を招く厄除開運、家族の平穏無事を願う家内安全、事業の成功と繁栄を祈る商売繁昌、日々の移動の安全を願う交通安全(自動車のお祓いも含む)、学業の成就や試験の合格を祈る合格祈願・学業成就、母子の健康と安らかな出産を願う安産祈願、お子様の誕生を感謝し健やかな成長を祈る初宮参りや七五三詣など、人生の様々な場面に応じた多岐にわたるご祈祷を受け付けています。

その他にも、心に抱く願いの成就を祈る心願成就や、神様からのご加護に感謝を捧げる神恩感謝といったお参り、さらには還暦や古稀などの年祝い(長寿祝い)の奉告も可能です。

3. 料金

東京大神宮でご祈祷をお受けになる際の初穂料は、お願い事の種類によって目安が異なります。お子様の誕生を祝う初宮参りや、成長を感謝する七五三詣のご祈祷初穂料は、一件につき10,000円からお納めいただくことになっています。

良縁祈願や厄除祈願、家内安全など、その他の個人のお願い事に関しては、一つの願意(お願いごと)につき5,000円からお納めいただきます。もし二つの願意を同時にお願いする場合は、10,000円からとなります。

会社や団体としてご祈祷を申し込まれる場合は、初穂料は10,000円からとなっており、お願い事の内容や参列される人数などに応じて変動することがあります。ご祈祷に関する詳細な初穂料や、最新の情報につきましては、東京大神宮の公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接社務所へお問い合わせください。

4. 特徴

東京大神宮の最大の特徴は、何と言っても「縁結びの神様」としての絶大な人気と信頼です。良縁を願う多くの参拝者、特に若い女性たちで境内は常に賑わいを見せており、そのご利益を求めて全国から人々が訪れます。この強力なブランドイメージは、神前結婚式発祥の地という歴史的背景と、伊勢神宮の神々をお祀りする高い格式に支えられています。

その人気をさらに高めているのが、多種多様で魅力的な授与品です。中でも、可憐なスズランの花をモチーフにした「縁結び鈴蘭守」は特に有名で、その可愛らしさとご利益への期待から多くの人に求められています 。また、有名な歌人の恋の歌が記され、ほのかに花の香りがする「恋みくじ」や「縁結びみくじ」など、恋愛成就に特化したおみくじも豊富に揃っており、参拝の楽しみの一つとなっています。

建築様式にも特徴があり、拝殿は伊勢神宮と同じ「神明造り」という日本古来の神社建築様式で建てられています。ヒノキをふんだんに使用したその佇まいは、質素でありながらも清浄で重厚感があり、参拝者に厳かな気持ちを抱かせます。拝殿の右手には樹齢100年を超える椎(しい)の木の御神木があり、この木に触れたり、願い事をしたりすると良縁に恵まれるという信仰もあり、強力なパワースポットとして知られています。

境内には、東京大神宮の創建時から鎮座する「飯富稲荷神社(いいとみいなりじんじゃ)」もあります。こちらには、衣食住や商売繁盛の神様である稲荷大神と、土地の守護神である大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)がお祀りされており、芸能関係のご利益もあるとされています。

神田明神(東京都千代田区)

1. 概要

神田明神は、東京都千代田区外神田に鎮座する、非常に長い歴史を持つ神社です。正式名称を「神田神社」といい、その創建は遠く奈良時代の天平2年(730年)に、武蔵国豊島郡(現在の東京都心部の一部)に出雲系の氏族によってお祀りされたのが始まりと伝えられています。以来、約1300年もの間、この地域の守り神として篤い信仰を集め、特に江戸時代以降は「江戸総鎮守」として、江戸の街全体を守護する重要な役割を担ってきました。

ご祭神は三柱の神様で、それぞれが一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮として手厚くお祀りされています。一ノ宮には、縁結び、夫婦和合、国土経営、商売繁昌の神様として知られる大己貴命(おおなむちのみこと、一般には「だいこく様」として親しまれる) 。二ノ宮には、同じく商売繁昌や開運招福、そして医薬・健康の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと、「えびす様」)。そして三ノ宮には、平安時代中期の武将であり、関東の民衆から英雄として、また強力な守護神として崇敬された平将門命(たいらのまさかどのみこと)をお祀りしており、除災厄除や勝負運向上のご利益で知られています。この平将門公の合祀は、神田明神の独自性を際立たせるものであり、困難に立ち向かう力や災いを退ける強い加護を求める人々の信仰を集める要因となっています。

江戸時代には、徳川幕府によって江戸城の表鬼門を守護する神社として極めて重視され、幕府からの篤い崇敬を受けました。同時に、江戸の庶民からも「明神様」として親しまれ、広範な信仰を集めました。現在でも、神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、旧築地魚市場など、東京の中心部広域にわたる108の町々の総氏神として、地域社会と深く結びついています。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

神田明神では、その歴史とご祭神の多様なご神徳に基づき、様々な種類のお祓いやご祈祷を執り行っています。代表的なものとしては、災厄を祓い除くための厄除祈願、事業の成功と繁栄を願う商売繁昌祈願、家族の平穏無事を祈る家内安全、お子様の誕生と健やかな成長を感謝する初宮詣や七五三詣、学業成就や試験合格を願う合格祈願、病からの回復を祈る病気平癒、そして勝負事や目標達成を祈願する必勝祈願などがあります 。

近年、特筆すべきは、神田明神が電気街・サブカルチャーの聖地として知られる秋葉原に近接していることから生まれたユニークなご祈祷です。それは、情報技術(IT)関連の業務における安全や成功、情報漏洩などの災厄からの守護を願う「IT守護」のお祓いです。これは、伝統ある神社が現代社会の新たなニーズや地域特性に柔軟に対応し、信仰の形を進化させている好例と言えます。

3. 料金

神田明神で個人の方がご祈祷をお受けになる際の初穂料は、10,000円からとなっています。この初穂料で、ご祈願の内容を2つまで選ぶことができるという特徴があります 。これにより、例えば厄除けと家内安全など、複数の願い事を一度のご祈祷でお願いすることが可能となり、参拝者にとっては利便性が高いと言えるでしょう。

会社や団体としてご祈祷を申し込まれる場合の初穂料は、30,000円からとなっています 。事業の規模や祈願の重要度に応じて、これ以上の金額をお納めすることも一般的です。また、お子様の健やかな成長を祝う七五三詣やお宮参りのご祈祷に関しても、初穂料は10,000円からが目安とされています。これらの儀式では、お神札やお守りの他に記念品が授与されることもあります。ご祈祷に関する詳細な料金や、最新の情報、予約の要否などについては、神田明神の公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接社務所へお問い合わせいただくことをお勧めします。

4. 特徴

神田明神の最も広く知られる特徴は、江戸三大祭および日本三大祭の一つに数えられる壮大な「神田祭」です。この祭りは2年に一度、5月に盛大に開催され、数多くの神輿や山車が氏子地域を練り歩き、その勇壮さと華やかさで国内外から多くの見物客を魅了します。この祭りは、神田明神が江戸の総鎮守としての役割を今に伝える象徴的な行事です。

境内は、朱色を基調とした鮮やかで壮麗な建造物群が目を引きます。特に、昭和天皇の御即位50年を記念して昭和50年(1975年)に再建された総檜造りの「隨神門(ずいしんもん)」は、四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)やだいこく様の神話をモチーフにした精緻な彫刻が施され、圧巻の美しさを誇ります。また、昭和9年(1934年)に竣功した「御神殿」は、当時としては先進的な鉄骨鉄筋コンクリート造でありながら、総朱漆塗りの伝統的な外観を持つ権現造の社殿で、関東大震災の教訓を生かした耐震耐火構造となっています。これは伝統と近代技術の融合を象徴しています 。

大國魂神社(東京都府中市)

1. 概要

大國魂神社は、東京都府中市の中心部に鎮座し、武蔵国(現在の東京都、埼玉県、神奈川県の一部にまたがる広大な地域)の守り神である「大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)」を主祭神としてお祀りする、極めて古い歴史を持つ神社です。その創建は、第12代景行天皇の御代(西暦111年頃)と伝えられ、1900年以上の長きにわたりこの地で信仰を集めてきました。

主祭神である大國魂大神は、出雲大社の主祭神である大国主神(おおくにぬしのかみ)とご同神とされ、古く武蔵国を開拓し、人々に農耕や漁業、養蚕などの生活技術を教え、また医療やまじないの術も授けた文化英雄神とされています。そのため、一般には福の神、縁結びの神、そして厄除け・厄払いの神として篤く信仰されています 。

大化の改新(645年)の後、武蔵国の国府(政治の中心地)が府中に置かれた際、大國魂神社は国府の斎場とされ、武蔵国内の主要な神社の神々(小野大神、小河大神、氷川大神、秩父大神、金佐奈大神、杉山大神)が境内に配祀(合祀)されました。これにより、これらの神社の神事をまとめて行う「総社(そうじゃ)」としての機能を持つようになり、「武蔵総社」また、六柱の神様をお祀りすることから「六所宮(ろくしょぐう)」とも称されています。

2. 実施しているお祓い・祈祷の種類

大國魂神社では、その由緒ある歴史と「武蔵総社」としての格式に基づき、日々の暮らしの安寧と発展を願う多岐にわたるご祈祷を毎日執り行っています。特に厄除け・厄払いの神様として名高いことから、個人の厄年における厄除祈願や、方位方角に起因する災いを避けるための八方除けのご祈祷は代表的なものです 。これらは、人生の節目や不運を感じる際に、精神的な清めと守護を求める多くの参拝者に頼りにされています。

その他にも、お子様の誕生を神前に報告し健やかな成長を祈る初宮詣、七歳・五歳・三歳のお祝いである七五三詣、日々の交通の安全を願う交通安全祈願、家族の平穏無事を祈る家内安全、学業の成就や試験の合格を願う学業成就、そして事業の成功と繁栄を祈る商売繁盛など、個人の生活や事業に関わる様々な願い事に対応したご祈祷が行われています。

3. 料金

大國魂神社で個人の方がお祓いやご祈祷をお受けになる際の初穂料は、一般的に5,000円から、または10,000円が目安とされています。これは、ご祈祷の種類やお願い事の内容によって、参拝者が適宜判断してお納めする形となります。

会社・企業・団体の方がご祈祷を申し込まれる場合の初穂料は、10,000円からとなっています 。事業の規模や祈願の重要性に応じて、これ以上の金額をお納めすることも一般的です。また、お子様の成長を祝う七五三のご祈祷も5,000円から受けることができ、その際には千歳飴のほか、塗り絵やクレヨンといった記念品が授与されることもあり、お子様が喜ぶような配慮がなされています。

ご祈祷に関する詳細な初穂料や、予約の要否、最新の情報につきましては、大國魂神社の公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接社務所へお問い合わせいただくことをお勧めいたします。

4. 特徴

大國魂神社の最も象徴的な特徴の一つは、毎年5月5日を中心に行われる例大祭「くらやみ祭」です。この祭りは、その名の通り深夜に神輿が渡御(とぎょ)するという古式ゆかしい勇壮なもので、関東三大奇祭の一つとも称されています。8基の神輿が暗闇の中を練り歩く様は圧巻で、多くの見物客を魅了し、神社の強力な神威と地域との深い結びつきを今に伝えています。この神秘的で力強い祭りは、大國魂神社の厄除けのご利益の根源的な力を感じさせるものでしょう。その他にも、7月20日には「すもも祭」、9月27・28日には「くり祭」など、年間を通じて多くのお祭りが斎行され、四季折々の賑わいを見せます。

神社への参道である「馬場大門のケヤキ並木」は、国の天然記念物にも指定されており、約500メートルにわたって美しいケヤキのトンネルが続きます 。源頼義・義家父子が戦勝祈願のお礼にケヤキの苗木を寄進したのが始まりとされ、1000年近い歴史を持つこの並木道は、新緑や紅葉の時期には特に見事な景観を呈し、参拝者の心を清めます。

広大な境内には、主祭神をお祀りする本殿・拝殿の他にも多くの摂末社が点在しています。例えば、安産祈願で知られる「宮乃咩(みやのめ)神社」では、底を抜いた柄杓を奉納して安産を願う珍しい風習があります 。また、徳川家康を祀る東照宮、住吉神社・大鷲神社なども鎮座し、それぞれ異なるご利益を授かることができるため、一度の参拝で多様な願いをかけることが可能です 。

本殿の裏手には、樹齢千年を超えるといわれる御神木の大イチョウがあり、その圧倒的な生命力から強力なパワースポットとしても知られ、多くの参拝者がその霊験にあやかろうと訪れます 。土曜日・日曜日・祝日などには、くらやみ祭で使われる神輿や大太鼓などが収められた「宝物殿」も見学可能(有料)で、神社の歴史と文化に触れることができます 。

また、お祓いの効果が不十分と思われる際は仙台天光でのお祓い・祈祷・祈願をご検討いただけたらと思います。

ページトップに戻る